あらすじ
兄クリスとの因縁に決着をつけたエルメス。冤罪をかけられたカティアと共に依然として逃亡中のエルメスであったが、無辜の民への蛮行に及ぶ第二王子アスターの暴走を止めるべく彼との対決に臨む。
エルメスの導きにより、自身の『血統魔法』の本当の使い方を知ったカティアの力で勝利は目前――かと思いきや、今代最強と謳われるアスターの『血統魔法』が秘められた本領を発揮して!? その伝説級の力を前にしてもエルメスは動じることなく――。そして今、争乱の果てに『創成魔法』の真価が解き放たれる!
無才の少年が世界の常識を覆す最強魔法譚、第2巻!
感情タグBEST3
価値観を最も体現するアスターや突如現れた魔物ケルベロスとの戦いにカティアの魔法の成長やエルメスの遂に魔法を創造して打ち破るところがとても良かったです。魔法以外が駄目な師匠との修行や再会して成果を見せるのも面白かったです。
匿名
上下巻の下巻である。アスター殿下がとにかくやべー人すぎてここまで突き抜けてたら逆にラスボス感ありました(笑)欠陥令嬢も本来の力を発揮してめちゃくちゃ強キャラになって、主人公と肩を並べれるほどに成長した。第一形態から第二形態そして最終戦は熱いものがあった。まさかあそこからそうくるかと。お互いに本気で戦ったからこそ通じ合うものあり!そこに冷水をかけるアスターとことんわかってないな(笑)