あらすじ
「なぜ?」がわかると、お茶はもっと美味しくなるなぜ茶碗を回すのか。どうして最初にお菓子が出されるのか。床の間や道具を拝見するのはなぜか。茶花と生け花はどう違うのか……。茶の湯の作法やしつらいにはすべて理由があり、日本人の知恵が凝縮されている。お茶を取り巻く数々のナゾを解き明かし、現代を心豊かに生きるヒントを紹介する。
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Posted by ブクログ
遠州流茶道の当代の家元が家元になったタイミングぐらいで書いた本。書名のとおり、茶道の一見不思議なところを等身大の家元が思うところを書いていくスタイルで、読みやすく親しみやすい上に勉強になることが沢山ある。
茶の湯の歴史もわかるし、建築や茶席でのマナー等々、幅広く日本文化について知ることができる。
Posted by ブクログ
茶道のサークルに入っているのですが、所作や道具、茶の湯自体の来歴に触れることで、より楽しめるようになった感じがします。
茶道をやってる、日本的な美意識に興味あるという人は是非読むべき!!
Posted by ブクログ
遠州流茶道の家元が書いた本。茶の湯の歴史から考え方、作法をざざっと分かりやすくまとめている。
茶席で用いる道具や様式を起源から教えてくれるのでうれしい。ただし実際の経験がないのでイメージが湧かない部分も多々あって口惜しい。
そしてやはり作法が多い。著者は「作法を知らなくともまずは体験を」と言ってはくれるが、日本人としては不作法と思われる可能性があるのがまず怖い。でもいつかは体験してみたい。