あらすじ
2011年7月24日を境に日本中のアナログテレビが映らなくなる。地上波デジタル放送が全国いっせいに実施され、6500万代台のテレビが、ゴミになる。地上波デジタル放送とはいったい何者なのか。生活にどんな影響があるのか。テレビ放送出身の老練専門家が、メディア論、テレビ論、ジャーナリズム論から徹底的に解説する。さらには、米国、英国、韓国の地上波デジタル政策と比較しながら、日本の国家としての放送政策を問い直す。この一冊で、「地デジ」騒動がわかる!
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Posted by ブクログ
いつの間にか震災後、アナログだったはずのテレビは
なぜかデジタルへと変化してしまいました。
たぶんケーブルテレビが関係するのでしょうが。
この本はデジタル化によって
取り残されるものたちへの危惧をしています。
そう、地方ではなかなか対策に苦労していますしね。
それに日本のデジタル化がいかに急かもよくわかってきます。
面白いのはそれよりもある番組の
不正事件だったりします。
あの番組はいきすぎでしたものね。
Posted by ブクログ
借りた本パート4!身近なことだからこそ見失いがちなことってあるよなぁ、という感想でござりまする。でも、我が家は、ぜんぜん地デジ化してるし、問題だなぁ、と考えことないんだけど、それ自体考えたことないかもなぁ、と思いましたので、問題定義という点で良かったです。地デジかぁ、、、
Posted by ブクログ
TV放送のデジタル化を間近に控え、その問題点を提示。英国の例等と対比しその対応策を知ることができた。期限が公にされていることだけに今後の対応、進捗具合を見守りたい。
Posted by ブクログ
「デジタル移行でこれから問題になるのは、中央より地方」。地方に住んでいるとそれを実感する。娯楽はテレビだけという寒村の高齢者のテレビが突然見られなくなる。そのテレビが壊れるまでは待ってやらないのが国の方針。多額の負担を強いられるテレビ局も足並みを揃える。画面の上下に黒い帯を出してテレビの買い替えを促すメッセージを出し続ける「嫌がらせ」も始まっている。
アナログテレビが突然消える日。それはテレビと同様に、すべてがデジタル化された社会の到来の幕開けのような気がする。