【感想・ネタバレ】オードリー・タンが語るデジタル民主主義のレビュー

あらすじ

何が政府と市民の相互信頼を生むのか? 閉塞感の漂う日本へのヒントが満載!

台湾の天才デジタル大臣オードリー・タン氏は、デジタルを駆使して市民参加型の新しい民主主義の実践に挑んでいる。誰でも簡単に政治参加できるプラットフォームの創設や、1人1票ではない投票方法の導入など、画期的な事例を多数紹介。世界が注目する台湾モデルの精髄を説き、政治への諦め感が漂う日本人に変革の手がかりを示す。

〈目次〉
序 章 デジタルで民主主義を改良する
第1章 開かれた行政府をつくる
第2章 私はなぜ民主主義に関わるようになったのか
第3章 市民参加型の討論を実現
第4章 投票方法のアップデート
第5章 さまざまな問題をどう乗り越えるか

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Posted by ブクログ

ネタバレ

台湾のデジタル大臣。オードリー・タン氏が取り組むデジタルを駆使した市民参加型の新しい民主主義について語った本。

台湾では、選挙権は20歳にならないと与えられないが、選挙権のない若者も外国人も誰でもネットを通じて意見を述ぺ、など政治参加ができる"デジタル民主主義を実践している。

その際、ネットでの請願も5000件を超えると、議会で議論しなければならないとか、様々なイシューに人々の注目を集め、社会に広めるには、"3つのF"(Fast, Fair, Fun)が必要だからと、政治にもスピード感と楽しさを入れるなど、市民に政治参加させる工夫がなされている。

その他、デジタルやsnsを利用する際の注意点など、参考になることも多かった。

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2022年03月25日

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