【感想・ネタバレ】犬養毅と青年将校 昭和の宰相第1巻のレビュー

あらすじ

金融恐慌、大陸の動乱、左翼弾圧など、政情不安の昭和初期。軍部抬頭の中で若槻、田中、浜口、犬養と、かろうじて命脈を保った政党内閣は、五・一五事件により終熄する! ーー問答無用、撃て! 五・一五事件の銃声1発とともに、政党政治は消えた。激動の昭和――大陸侵攻、軍部ファシズムの横行、世界大戦への参入、敗戦、占領、そして復興期の混乱を経た驚異の経済成長……と、すさまじい速度で変貌を遂げてきた昭和を、自らの同時代史として目撃してきた著者畢生のライフワーク!

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Posted by ブクログ

問答無用、撃て! 五・一五事件の銃声一発とともに政党政治は消えた。激動の昭和ー大陸侵攻、軍部ファシズムの横行、世界大戦への参入、敗戦、占領、そして復興期の混乱を経た驚異の経済成長・・・と、すさまじい速度で変貌を遂げてきた昭和を、自らの同時代史として目撃してきた著者のライフワーク。(親本は1982年刊、1985年文庫化)
・第一章 若槻内閣と金融恐慌
・第二章 田中内閣と動乱の大陸
・第三章 浜口狙撃から三月事件へ
・第四章 挙国内閣の挫折
・第五章 犬養毅と青年将校
・年表

年表によると本書は、1926年から1932年までを対象としており、カバーには「同時代史として」とあるが、1923年生まれの著者の幼少期にあたる。昭和初期の政治史を通しで読むことが出来るのは嬉しい。人名索引があるとなお良かった。

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2015年09月27日

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