あらすじ
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『ビジュアル「毒」図鑑200種』に続くビジュアル図鑑シリーズの第2弾。昆虫から植物、キノコ、菌類、水棲・陸上・海中生物など、日本本土または近海に棲息している姿形や生態が奇妙で奇怪な生物を200種紹介します。
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Posted by ブクログ
タイトルには「奇怪」とか「キモおどろしい」などとうたっているが、それは人間から見た一方的な決めつけであり、言われた生物たちからすれば、ふざけんな!って感じかもしれないな~等とも思った。が、確かに本書で紹介されている生物の一部は変わった見た目の生物だな~とつい思ってしまったのも事実。
一方で、こりゃ、キレイ!だったり、カッコええな~、超カワユスな生物もフルカラーで多く紹介されているので一読の価値あり。
あと、本書のユニークな点として挙げられるのが、解説文が図鑑にありがちな硬い文書ではなく、エッセイのようなライトなものでとっつきやすいのと、写真の説明文に、「~雰囲気がなんとなく『ウルトラセブン』の第34話「蒸発都市」に登場した怪獣ダンカンに似ているかも」とか、「『怪奇大作戦』に続き放送された『ウルトラQ』にはモグラ怪獣『モングラー』が登場したが~」等円谷特撮オタの執筆陣がいると確信できる箇所があるところである。
この他にもごく一部で伝説となっているゲーム「シーマン」とコブダイが似ているという説明があったりして、図鑑以外の部分でも楽しめる。学術者向け以外の図鑑は皆こうであって欲しい、と強く感じた次第です。