あらすじ
夫婦、娘2人の一家4人が9坪の家を建てて住むことになった!――1、2階合わせて15坪の空間をどう使う? 幻に終わった増築案とは? 白昼堂々の家宅侵入者って誰? 進行中の緑化プロジェクトとは? 土地探し、設計、建築から、実際の生活まで。主婦として、この家に暮らす著者が描く、波瀾万丈、抱腹絶倒の自邸建築体験記!
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Posted by ブクログ
家が欲しい.できるだけ,シンプルな家.惚れ込んでるけど,かぶれてない.住みやすさを考えた,奥さまならではの文章.こんなすてきな家を,普通の感覚で,建てた家庭.憧れちゃいます.
Posted by ブクログ
これまた9坪ハウス1stであるスミレアオイハウスの話。『9坪の家』が旦那の書いた家ができるまでを体系的にまとめた話で、本書は女房の書いた本。ことの顛末はすでに知っているけれど、それを別の目で読めるのが面白い。さらに旦那は昼間仕事でいないけれど、専業主婦の著者は一日中いるわけで、9坪ハウスの生活やちょっと気づいたことなどがより具体的に記されている。ただ『9坪の家』を先に読んだからか、時系列がばらばらなので章ごとに多少の違和感が感じられる。それでも本著は『9坪の家』にはなかった建築後の話が中心で、二冊を読めば家を建てるときの実務的な苦労と、シンプルに住むということがよくわかる。ペアで読むべき本だと思う。ちなみに9坪ハウス狂騒曲は、文庫版だと6章も追加されているのでお得感もあったりする。