【感想・ネタバレ】京都着19時12分の死者のレビュー

あらすじ

京都へ向かう下り新幹線ひかり号の中で、上流家庭の夫人らしい死体が発見された。翌朝、京都駅前の高級ホテルで、元暴力団員がやはり死体で発見される。二人は同じ毒物で殺され、さらにそれぞれの現場周辺からは同じ指紋が見つかった。京都府警のベテラン刑事・堀内(ほりうち)は綿密な捜査で犯人に迫るが……。アリバイ崩しの醍醐味(だいごみ)! 多重トリックに挑む刑事の活躍!

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Posted by ブクログ

群馬縣の水上温泉に出張する日に、自宅の最寄驛で購入した。
阪急電車の中で「古今集 新古今集」を讀了、本書は東京へ向う新幹線の車中で讀了した。

津村秀介の作品といふと、ルポライターの浦上伸介とそのアシスタント前野美保が登場するものと思つてゐた。
しかし、この作品は彼らがレギュラーになる前の作品らしく、彼らは登場してゐない。(1986年7月刊行ださうな)

時刻表トリックともうひとつのトリックが、讀者を飽きさせることなく、最後まで引つ張つていつてくれる。
お蔭で、長い東海道新幹線で退屈しないですんだ。

2003年12月12日讀了

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2009年10月04日

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