【感想・ネタバレ】ある朝 海にのレビュー

あらすじ

南ア共和国。警官に追われたカメラマン・田沢利夫は見知らぬ白人に急場を救われた。そして彼は田沢を“冒険”に誘った。黒人差別に抗議し、大西洋航路の豪華客船を乗っ取ろうというのだ。メンバーは各国の若者9人。計画は実行に移され、彼らは拳銃を手に船長室に向かったが、事態は予期せぬ方向へ……。雄大なスケールで、青春のあり方を問う、傑作サスペンス小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

西村京太郎の本格冒険小説。
黒人差別を国連に訴えるため船を乗っ取るという筋書き。

政治的な駆け引きと殺人事件が絡み合う。

最後に、西村京太郎の美学が飛び出す。
「十津川警部 鳴門の愛と死」での美学に引き継いでいる。

ちょうど現代版「泣いた赤鬼」のような。

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2012年04月25日

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