【感想・ネタバレ】黒い手帳~探偵くらぶ~のレビュー

あらすじ

男は父の命令でイギリスに留学し、巴里に移ったところで陸軍士官と決闘する羽目になる。撃たれた顔は異様な有様となった。帰国後、湯治に訪れた箱根で出会った少女に一目惚れするが、その思いを隠して結婚したために、二人の気持ちはすれ違ったまま。ついには――。(「湖畔」)多彩なジャンルに縦横無尽の活躍を見せた作家の、奇想天外なミステリ作品集が登場!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

芥川龍之介、谷崎潤一郎に引き続き、初読みの久生十蘭でした。
人間の醜悪で触れたら恐ろしい部分が沢山書かれていたけど、この人間心理って底が無さそうに思われる。
「湖畔」「ハムレット」の読み比べも出来て充分に楽しめた。
読後の後味の悪さは前作に引き続きで、このシリーズもっと続いて欲しいと思ってる。

0
2024年10月23日

Posted by ブクログ

谷崎「白昼鬼語」、芥川「黒衣聖母」に続く〈探偵くらぶ〉シリーズの3冊目。十蘭は2分冊らしく、今後2冊目が出るみたいなので楽しみですね。

0
2022年03月05日

「小説」ランキング