あらすじ
全英1位!世界43カ国刊行
その図書館には
“選ばなかった人生”が待っていた。
BTSメンバーも読んだ
各国でロングセラーの話題の1冊がついに日本解禁!
――あなたには、やりなおしたい過去はありますか?
ノーラはその日人生のどん底にいた。飼っていた猫を亡くし、仕事をクビになり、
いくら悲しくても話を聞いてくれる家族も友人もいない。頭をめぐるのは後悔ばかり。
「私がもっといい飼い主だったら」「両親にも亡くなる前にもっと親孝行ができていたら」
「恋人と別れなければよかった」「故郷に戻らなければよかった」
生きている意味などもうないと、ノーラは衝動的に自らの命を絶とうとする。
だが目覚めたとき、目の前には不思議な図書館が佇んでいた――。
英米Amazonで驚異の20万レビュー超え。
『In the SOOP』でRMやV、JINをはじめとするメンバーがこぞって読んだことでも話題の、
今こそ読みたい、優しさに満ちた世界的ベストセラー小説。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
半分哲学の本ですが、反哲学のお話でもある。
自分は哲学にも疎いのでとても勉強になる面白い一冊だった。
真面目に向き合った上に得られる思考でノーラの環境は何も変わらないが、視点を変える強さを手に入れた。
自分がこれまでにもたらせた選択の結果に目を向け、今得られた全てを持って全力で生きたいと思った。
Posted by ブクログ
読み終わって、気づいたらなんだかとても元気が出た!(元気をもらった!)
読み始めた時点で結末がわかるような話なのに、そこに辿り着くまでに起こる様々な出来事やドラマ、気づきがあって、それが深いゆえにとても良かった。
ノーラは色々な可能性を実際に試したからこそ納得ができた。私たちにもそういう機会があれば良いのだろうが、そうはいかず今の人生がベストという実感がないからこそ、隣の芝生が青く見えがち。だけど、ノーラが気づいたように、私たちには自分の芝生を美しくできる可能性がちゃんとある。だから、今はそうは思えなくても、自分でつくっていったらいい。
と同時に、誰かの期待に応えるのをやめようと思っても、すでにそれは無意識すぎて、どの選択が他人軸で、自分軸なのか、簡単には判断できない時も多いよな〜と感じた。
人生にもやっている人、私の人生このままでいいのかな〜と思っている人に勧めたいと思った一冊。人生に暗闇があっても、それでいい。そう肯定できるだけで、少しは気が楽になる気がした。
Posted by ブクログ
今いる場所で、今いる周りの人たちを大切にしたいと感じた1冊。
「大事なことは目に見えない」
「大事なのはあなたが何を見ているかではない。何が見えているのかだ」
「一人で沈んでいきそうになっても、張り巡らされた愛の網の目がきっと助けてくれる」
Posted by ブクログ
賛否両論あると思いますが、人生に絶望していたところから、様々な人生を体験することで自分の価値観を再認識する。最後は自分のあり方を認める事ができる。様々な情報が溢れていて、何者かにならないといけないと焦りがある人にはのんびり読むと落ち着けるんじゃないかなという、そんな本だと感じます
Posted by ブクログ
たられば言ってもどうしようもない。
今を見ること。
今の選択によって、何者にでもなり得る。
だけど、最も大切なのは愛、人との繋がり。
目の前の人やものを大切にしていこう。
遅いなんてことはない、未来は可能性に満ちている。
Posted by ブクログ
ナルホドね〜
正直、わりと早い段階で結末は想像ついてたけど、哲学的思考とからめてるのが、一歩踏み込んだ読書体験で楽しかった。
『エヴリデイ』+『はてしない物語』みたいなところもあり。『ソフィーの世界』もなんとなく思い出した。
Posted by ブクログ
以前から話題になっていたので気になっていた本。訳が自然でとても読みやすかったし、内容も分かりやすかったです。読みながら、ノーラと一緒に色々経験したような気持ちになって面白かったです。物凄く感動するほど揺さぶられることもなかったですが、映画を観たような気持ちになれました。