あらすじ
パン屋の倅であるエルフィンは、両親を亡くし、たった一人で姉の忘れ形見である甥のリューイを育てていた。まだ自身も子どもであるエルフィンに子育ては大変だったが、幸い彼にはカリスマ主婦の息子だったという前世の記憶があり、家事全般をどうにかこうにかこなせたのだ。ところがある日、リューイが前王の息子であることが判明。現王様のリュシフォードは、弟であるリューイを城に引き取るという。リューイを城で一人ぼっちにするのはかわいそうだと、エルフィンも城で暮らすことにしたところ――リュシフォードは、リューイだけではなくエルフィンまで甘く溺愛してきた。『お兄さんがいたら、こんな感じかも……』と思っていたエルフィンも、甘すぎる王様に次第に惹かれていって!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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最初の方がエルフィンの過去が辛すぎて涙出そうでした。
でもリュシー様がめちゃくちゃに甘やかして エルフィンはかなり鈍かったけどちゃんと自分の気持ちに自分で気づいて愛し合って幸せになれて本当に良かったです。
うーん、、、
設定はまあ面白かったんですが、
文章感が私はあまり好みではなかったです、、、
「前世の記憶がある」という設定が
若干曖昧な風に感じるところがあったのと、
フィンの驚いた時の発声が違和感でした。
背が低い事を気にしていて可愛いと言われるのが
あまり好きじゃないというのに、
「ふにゃ?!」って、、、と思ってしまった。笑
可愛い内容がイコールじゃないとしても
前世と合わせてアラサーと自覚しているにしては
何だかなあ、、、と。
あと、話し言葉とかもフランクなのは読みやすい
と思いますが、急にしっかり王族調だったり
でちょっと戸惑いました、、、
スパイス役として登場する悪役令嬢や他国王子が
なんというかマヌケすぎるのに、
前王と姉の話はしっかり仄暗い。
この部分のシリアス感を出し過ぎないように
フランクな文章やキャラなのかもしれませんが
ギャップがあり過ぎて、
世界観がバラバラに感じてしまいました。
リューイは可愛かったです。