あらすじ
子どもたちの「やる気スイッチ」がONになる! 人気テレビ番組で取りあげられて話題になった「ダンシング掃除」や、好奇心をくすぐる「内閣制度」など、斬新でユニークな指導法を打ち出し続け、いま最も脚光を浴びている小学校教師「ぬまっち」。アクティブ・ラーニングを先駆けた教育実践のノウハウと、その根底にある考え方を明かす。
(以下、本文より引用)
「えっ、そんな質問が出るの?」という意外性が生まれて、
立ち止まり、そのことについてみんなで考えてみる。
そんな新鮮な発見がたくさんある授業の方が、
ワクワクして楽しいし、学べることも多いと思うんです。
「全員平等」「機会均等」なんてお題目は、
ボクの教室にはありません。
火のつきやすいところから火をつけよう。
「やりたい」という気持ちをぐんぐん伸ばしていこう。
得意な力を、もっと発揮しよう。
目次
はじめに
第1章 やる気スイッチがONになる!
(コラム)ぬまっちがメディアから注目された理由
第2章 ぬまっちのクラスでは、何が巻き起こっているの?
第3章 ボクが教師になった理由
第4章 ぬまっちにズバッと聞きたい17の疑問
第5章 ぬまっち語録
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
クラス全員と交換日記をしています。その返事を書く時間を捻出するために、掃除はすべて子供に任せています。子供に任せることで、僕が日記に返信する時間が生まれるのです。
出る杭は打たれる。けど出ない釘杭は腐る。腐るくらいなら打たれよう。
大人が積極的にはやりたくないような子供、子供に対しては「教育だから」「将来のためだから」とついついやらせてしまう。ほんとにそれでいいのだろうか。
そもそもは、僕にとってとても大切なキーワード
あの時はこうやって乗り越えたという経験。難しいこたもなんとかやり遂げられたという自信。失敗しても立ち直ることが出来るという安心。助け合う仲間がいるという信頼。ダメなら別のやり方を探せばいいという発想。ちゃんとした成功体験があれば失敗しても平気。
子供子供っていうけど、単に「体が小さい人」なんじゃないか。
時間を区切ることで、出来なかったことに挑戦するようになるんです。いつ終わるかわからなければ、ラストスパートがかけられなぃです。