【感想・ネタバレ】今日は寝るのが一番よかったのレビュー

あらすじ

著者初の、待望の全編書下ろしエッセイ!
「ちゃんとしないと死ぬ」と思っているのに、
全然ちゃんとできていないのはなぜなのか?

正直で不器用な人間関係、些細なことが気になって仕方ない数々の疑問、
なぜか言ってしまう余計な一言、やる気を出してもうまくいかない日々……
低エネルギーに見えるその脳内を、際限のない自意識が駆け回る!
人と違う感性がゆえにママならない日々を送る、ユニークな世界!

【内容(抜粋)】
●「面白いこと言おうとしてる」と思われるのが怖くて
●キラキラしたドラマ控え室の似た者同士
● 必ず距離を置かれる、私の「第一印象」問題
●「人見知りは甘え」と、もしや思っていますか?
● アットホームなバイトに抵抗したくなるのはなぜ?
●「傷つくこと」は絶対に避けないといけないこと?
●ライブの余韻は、たった一言で冷めきった
● 幹事をしたプチ同窓会は、胸に小さな痛みを残した
●平均から遠のきたい私の「怠け者更生」プラン
…他、全24篇!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

お前は俺か
何度も声を出して笑った等身大のエッセイ
主観と客観をひたすら繰り返し続けた怠け者
努力でベンチャー企業の社長にはなれても、吉田にはなれない、最高だ

吉田を肯定しながら俺は俺も肯定しているのもわかっているし、吉田は読者が読者自身を肯定しながら読むことすらわかっていそう

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2024年07月03日

Posted by ブクログ

学生時代の友人に会いたいと思いつつも、毎日仕事に追われルーティン化された日々を過ごしている人に、ぜひ読んでみてほしい。

35歳を過ぎて、日常の色々なことに「まーそういうこともあるか」と受け入れたり受け流したりする筋肉がついてきた。でもかつては日々の営みの隙間に怒りや感情の揺らぎがあって、自分の中に澱がたまっていたものだ。そしてそれを女子会の肴にしていたはずだ。

そのささやかな日常の起伏を鮮明に思い出させてくれて、まるで同級生と話しているかのような愛おしさが募ってくる。

つづく

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2023年01月26日

Posted by ブクログ

共感する箇所が随所にあって、すらすらと読めました。
クスッと笑ってしまうお話が多く、電車で読むことはお勧めしません…笑
久しぶりに面白いと思った本でした!

ディーゼル穿きてぇ〜!笑

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

トリプルファイヤー吉田さんの日常の中で感じた些細な違和感に対する考えやちょっとした発言の後悔、所々共感することがあり楽しく読めた。

不器用で怠け者感を出しているけど、些細なこと気づける感度を持ち、それをちょっぴり面白く言葉にする。しっかり頑張り屋さんなのが、吉田さんが愛される理由でもあると思う。

どのエピソードも、最後しっかり落としてくるのが心地よい。

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2024年11月11日

Posted by ブクログ

フジロックをきっかけに、トリプルファイヤーを知って、吉田靖直という人と、吉田靖直が発信する言葉が魅力的過ぎて興味が湧いて読んでみた。繊細な心の様子、怠惰、でも意外と活動的…な生活の様子綴られていて「人間だなぁ〜〜」と感じ。生きづらそうだけど、なぜかこういう人には魅力を感じてしまう。

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2025年08月27日

Posted by ブクログ

情けなさ、やるせなさ、恥ずかしさ、もっともらしさ、くだらなさ。読んでいてそんな気持ちになった。いわゆる世間では受け入れられない類のエピソードを集めて一冊にまとめてしまった本である。しかしながら、私はこの本を毎晩寝る前という自分にとって非常に重要な時間に読んでいたし、何故か少しだけ将来に向けてやる気が出ており、行動に変化さえ生まれた。この効用はいかなるものか。自分でもよく分からないが、家族からは最近自由感が増していい感じだね!と言われた。何か悪しき呪いから解き放たれて魂が自由になったようだ。
先輩のお父様の話は、真相が分かって安心した。別のコンテンツでは特に詳細が無かったので、この時ばかりはどうした事か吉田と思っていたが、この本にはその時のエピソードが書かれており、著者の人間性を端々に感じられて良かったなと思った。
だがしかし、料理の話が出てくる度にYouTubeチャンネルで見たネギ坊主が頭をよぎって笑ってしまう。

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2024年10月30日

Posted by ブクログ

著者が引っ掛かりを覚える、日常の細々とした事柄に共感を覚えました。
新しい視座を得るなどの体験はありませんでしたが、文章がとても端麗で面白おかしく読み進められました。
他者と共同生活をする上での心構えは、体験者ならではの実感が感じられ、興味深かったです。
文章を書く事が本業では無く、別の分野で活躍されている方のエッセイは、やはりその人の事が大好きで強くその人物に興味を持っている人の重要に訴求したものなんだな、と感じました。
著者の音楽作品やYouTubeチャンネルの方が、自分には刺さります。

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2024年06月27日

Posted by ブクログ

私の憧れのモデルの鈴木友菜さんがお薦めしていたので、買った。

作者は思っていることを言語化するのがとても上手で羨ましくおもいました。

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2022年07月18日

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