【感想・ネタバレ】「会社辞めたい」ループから抜け出そう! 転職後も武器になる思考法のレビュー

あらすじ

◆転職して人生がうまくいく人と何も変わらない人の差について書かれた本
◆誰も教えてくれない“転職活動をはじめる前”にやるべきことについて書かれた本
◆転職が当たり前の時代に「ブレない自分」の見つけ方について書かれた本

私は今まで、たくさん見てきました。
転職しても、転職前と同じ悩みを持ち続ける人、つまり、転職しても何も変わらない人を。

転職して、環境が変わっても、しばらくすると
「上司と合わないな……もっとやりがいのある仕事ないかな……」
と思い始めモヤモヤする。
これが、「会社辞めたい」ループです。

なぜこのような状況に陥るのか、それは……
「会社も上司も結局、ガチャ。」だからです。
採用の段階で基本的に企業はいいことしかいいません。
入社してみないことにはわからないことがたくさんあります。仮に、いい会社に入社できたとしても、上司を選ぶことはできません。

◆「会社辞めたい」と一度でも思ったことがある人へ

・転職はしたことないが、「会社辞めたい」と思ったことがある
・転職をしたが、また「転職」が頭によぎり、モヤモヤとした思いを抱えている
・転職をしたいが明確にやりたいことがあるわけでもなく、一歩を踏み出せずにいる

本書はこのように、転職経験のあるなしにかかわらず、一度でも
「このまま会社にい続けていいんだろうか……」
と思ったことのある人はぜひ手にとっていただければと思います。

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Posted by ブクログ

転職を考えている人は必読の本。学生さんにもぜひこの本はおすすめしたい。
転職しても、変わらない人と、転職して上手くいく人との、その差は一体何なのか。

転職したいモヤモヤループから抜け出そう!
転職エージェントに登録する前にやらないといけないことがある。それをやらないと、次の転職もうまくいかない可能性がある。

①退職成仏ノート
②人間関係の仕分けノート
③明日への手紙

これらを書いて整理することで、本当の自分の「本音」が見えてくる。
読み始めは、転職エージェントに登録しても、良し悪しの見分け方がつきにくそうだし、面倒くさいなぁ、、、と思っていましたが、転職エージェントの担当としっかりコミュニケーションをとること、会社の面接でどういう会社なのかを知ることで、良し悪しの判断ができるようになるとのこと。
本音磨きをし、ブレない自分をつくること。
とっても大事なことだと思いました。

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2024年04月05日

Posted by ブクログ

本当にいい本だった。
この著者に会いたい。

「『会社辞めたい』ループから抜け出そう」
・本音と向き合い、本音を磨き、説得力のある自分になる。
・本音磨きは思考の整理法。感情を整理し、他人に通じる言葉に磨き上げる。
・「誰か」の気持ちを描く事で、自分の意識下にあった気持ちに触れる事ができた。(「宇多田ヒカルの言葉」より)
自分の気持ちだけ見つめるとかえって見えず、他人の気持ちや悩みを知るとモヤモヤの正体を特定する近道になる。
・私たちはもっとブレていい。その後に「ブレても戻って来られるしなやかな自分」になれる。
・転職エージェントは一流シェフではない。いい素材をくれるのは間違いないが、「八百屋」であり、それを料理するのは自分。転職活動は「自炊」である。
・転職エージェントは代行サービス。でも絶対に代行できないのは、転職後の仕事や生活や人生そのもの。
・企業とのやりとりで浮かんだ1次感情は重要で逃してはいけない。転職支援サービスがくれるものはすべて2次情報。
・どこに転職しても幸せでい続けることはできません。あなたも会社も「変わり続けるから」です。
・やりがいは自分の近くにある。誰に言われなくても「勝手にやっている行動」の中に見つけられる。
・「心の逃げ場」を作っておく事で、本音は生き続けられる。生きている本音は「私が進みたい道はこっちで間違いない」と迷いが少なくなる。
・一旦自責思考を弱め、他責に振り切ってみると、本音が動き出す。
・本音がわからなくなったまま発するメッセージは弱い。本音がわからないと力が出ない。

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2023年08月20日

Posted by ブクログ

転職を決意して読み始めました。
今まで3回転職しているので、今度こそ自分に合った職場を見つけたいという思いから。

今の不満を書き出すことで、意外な不満点を見つけることができました。
「まぁ、こんなものか」とあまり気にしないようにしていたけど、実は結構重要かもと思えることでした。
ただ、過去の出来事に似たようなことがないか探すのが結構難しくて(必須ではないと思うけど)、思い出せないだけかもしれないのでこれからもアンテナを張っておこうと思いました。

この本を読み、本音が話せる人と話せない人がいることは普通のことなのだとわかって心が軽くなりました。
嫌いな人、苦手な人がいること自体に罪悪感がありましたが、それも普通のことだとわかって安心しました。

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2023年07月25日

Posted by ブクログ

【ステージ0、そして環境の大切さ】
思考法とは、つまり、本音を磨くという思考法である。この本を読み、自分自身の感情の起伏を大切にしていこうと感じた。
転職エージェントの裏話もせきららに告白されていて、佐野さんのすごみみたいなものも感じた。
いろんなぶれた自分を素直に認めてあげてしなやかな自分になっていくという思考を僕の武器とします。

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2022年02月14日

Posted by ブクログ

社会人になると、本音と建前を上手に使い分けられる人がいっぱいいる。(もしかすると、そういう人は社会人になったから使い分けるようになったのではなく、もともとなのかもしれない)

建前で埋め尽くされて、自分の本音に気づけないまま過ごしていく人もいれば、本音と建前に葛藤して苦しむ人もいる。
働く時間は、建前でやり過ごすにはあまりにも長い。本音にふたをしてしまうのは、限りある人生の可能性を狭めてしまうのだなあと改めて思った。

仕事が苦しい時、多くの場合は前に進もうとしてしまう。そして、乱暴に前に進むか、停滞するかしか選べない。
「でも、そもそも……」と、見えていなかった前提を見直すきっかけが必要だ。そんなきっかけをくれる一冊。

モヤモヤしているあなた、ぜひ手に取ってみてほしい!

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2022年01月16日

Posted by ブクログ

参考文献
神谷美恵子『生きがいについて』本音を隠したままにすると生きがいの喪失や神経症につながる
フロム『愛するということ』現代人はみな九時五時人間で感情すらあらかじめ決められている。
『科学的な適職』
泉谷閑示『普通がいいという病』ネガティブな感情を吐き出す効果
『NINE LIES ABOUT WORKS 仕事に関する9つの嘘』


①退職成仏ノート
本音を把握するにはまずネガティブな感情を吐き出すことからはじめる。
職場で感じるイラっとしたこと、納得いかないこととその理由を書き出す。なぜその出来事が自分にとっての怒りの導火線なのか、過去にさかのぼって考えてみる。
ただし、ポジティブな経験に絶対変換しようと思わないこと。つらくなったらストップすること。ポジティブ変換は自分から自然とそう思えるかが大切で、意味付けは感謝は他人に強制されるものではない。
自分から何か作りたい、新しいことを始めたいと思ったら本音が磨きあがったサイン。

②人間関係の仕分けノート
つながりとしがらみ、無関心に分ける。市場価値じゃなく人間価値をあげる。自分らしさとは私が思う自分だけではない。周囲の人の声や評価と、私の本音が合わさって作られる。弱みも受け入れた時、ぶれない自分でいられる。

嘘をつくのも、本音を話す(上司が嫌い、給料と休みに不満)のもやめたいループに陥る。じゃあどうするか?本音を磨く、つまり感情的な本音と向き合い、整理し、他人に通じる言葉で磨き上げる。

③明日への手紙
つながりたい人に最終出社日にわたすことを想定して書く。実際に渡さなくてもOK。書いた内容より、書いているときにどんな気持ちになるかが大切。「これから私はどうしていくつもりなのか」という未来予想図と、「転職後もあなたと連絡を取り続けたい」というラブコールを書く。書いてみると、「いや、そこまでではないな」か「そうだ、一生のつながりだ」と本音が主張してくる。

しがらみの人にも書くことで、恨みを完全に成仏させられる。鋭い面接官が出てきても落ち着いていられる。1日で書き上げなくてもいい。マイペースに書いて、休んでいい。しがらみに書く手紙は、次の書き出しから書くと言いたくても言えなかった本音を書きやすい。「この手紙にこれから書くことは、今まであなたに一度も言ったことのないことです」

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2024年03月17日

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自分のキャリアをこれからどうしていくのかを考えるときに、まず行うことは、自分とは何者で、どんな経験をしてきて、何が得意でどんなことができるのか?という自分のキャリアの棚卸しをすることから始まる。その時の具体的な方法の一つを紹介している。
自分の本音、内面を探る具体的な方法で実践する価値はあると思った
退職成仏ノート、人間関係仕分けノートなど、名前もユニークでわかりやすい!詳細は、本書を手に取ってご確認を!

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2023年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

繰り返し転職してしまう。キャリアは落ち、待遇は悪くなる。年齢と共に焦りが出る。行ける会社がなければ起業すればいいと考えても、そんなに甘くはない。
今までの勤め先選び、働き方、人付き合い、何を間違えたのか? そう思ったときに読んでほしい本。
市場価値よりも人間価値を磨け、しがらみかつながりか、人間関係を仕分けする。退職成仏ノート

合わない職場、無理した組織つながり、見直してやめてみよう。実際、再就活を妨害されたことがあって納得。

ただ似たような言葉の繰り返しがやや多く、本としてのボリュームはやや薄め?気持ちが弱ってるときは読みやすい。22.2購入。

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

数字や成績という目に見える成果を出すこと以上に「それ自体が楽しい」と感じられ時間を過ごすことが大切。退職成仏ノートを活用してモヤモヤを書き出す。

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2022年01月16日

Posted by ブクログ

退職学を提唱している佐野創太のが、転職について書いた一冊。

「会社辞めたいループ」の根源には会社内での人間関係があり、それを洗いなおすことが大事だというのは首肯できるものの、できればその先について知りたかった。

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2025年05月10日

Posted by ブクログ

転職テクニックというよりは自分の本音を知る方法を全部で三つ紹介している。

自分の本音を知ることの重要性は感じつつ、時間を取ることもないので、いい機会と考えられるかもしれないと感じた

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2025年03月29日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて読みました!
転職活動だけではなく、転職後も上手くいくためには、まず本音を磨くことが大事といった内容だったと思います。
しかし、本の内容を思い返してみてもあまり有意義と感じられることは少なく、期待値が大きかっただけに少しがっかりしました。

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2024年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

退職成仏ノートという発想は面白い!
モヤモヤと向き合うのは気分が悪くなるので
今まで避けてたが、モヤモヤと向き合って自分の本音に触れてみたいと思った。

元上司で、常にポジティブな人がいました。
この人のメンタルは一体どうなってるんだ、
心強すぎると思っていましたが、この本に、
失敗してもなぜか常にポジティブに見える人は
心が強い人ではなく
自分に嘘をついていない人
と書いてあり、納得・:*+.\(( °ω° ))/.:+

市場価値より人間価値を高めよう
にも共感・:*+.\(( °ω° ))/.:+
仕事を抜きにしても、繋がりたいと思って貰えるような人になりたいと思った。

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

転職を考えつつ、自分の年齢を考えると厳しいのかなと不安になる日々。
転職するにしてもしないにしても、とにかく自分と向き合わねばと思いました。
退職成仏ノート、私も書きます。

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2023年03月19日

Posted by ブクログ

転職するにあたってあらかじめやっておく事がわかる。

【概要】
●転職前には「本音を磨く」作業が必要
●本音磨きの3つのステップ

【感想】
●本音磨きは、自分の思考を整理するのによい事だと思った。
●自分にポジティブを押しつけることなく、自分を大切に生きることの大切さがわかった。
●退職成仏ノートで職場のグチを吐き出し、人間関係仕分けノートで人間関係を整理すれば楽になれると思える。
●「市場価値」よりも「人間価値」が大切ということで、高められるように生きたい。

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2023年02月04日

Posted by ブクログ

まず大前提として、最高の会社はあっても、最高であり続ける会社はないと言うこと。良い会社に転職すれば、今の悩みを全て解決するということが神話であると言うのを理解します。

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2023年01月14日

Posted by ブクログ

1988生
慶応大卒 新卒で人材エージェント
二年で二回転職
短期離職で再就職できず、出戻り


・最高の会社はあっても、最高で“ありつづける”会社はない
→あなたも会社も「変わり続ける」から

・徹底的にモヤモヤや恨みを成仏させることで、「会社のグチを言わないスッキリした状態」になり、「転職活動の面接が穏やかな対話になる」
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2022年10月30日

Posted by ブクログ

転職はやりたいこと実現したいことに目を向けよう、と言うけれど、やはりそれでも「辞めたい理由」には後々からでもモヤモヤとループしてしまうもの。

まず、そこから目を逸らさずに本音と向き合うことを、進めている。
退職成仏ノートとか、人間関係仕分けノートとか、明日への手紙とか。
今の職場、新しい職場でも、なんとか対処できるところがあるのかもしれない、と思うのも大事。

著者のメッセージは、本音磨きをすることで、自他の気持ちを尊重しつつ、本音て勝負できる状態を作る。
そうするの、どんな結果であっても選んだ道をあるんでいることが楽しい、とブレなくなる。

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2022年05月15日

Posted by ブクログ

★転職活動を始める前に自分の本音と向き合って整理しておくことで、転職「だけ」うまくいく人から、転職「も」うまくいく人に変わる

機械系エンジニア&社内転職検討中の自身にあてはめると、関連していない部署や顧客などの「外」とつながる機会がないため、異動後にまた声をかけたりかけられたりという機会はないだろうと思うと、後半の内容はどう活かせるのかピンと来にくいところがあった

★しかし、環境に埋もれて「〜すべき」を優先して忙しく働く中で、「〜したい」と思えることが見つかればそれが本音であり、仕事の軸にしたいと思った

以下、自分用備忘録
感情的な本音を思考で整理する方法(まだできていない)
1、ネガティブな感情を吐き出して本音を把握する「退職成仏ノート」
2、人間関係から本音を整理する「人間関係の仕分けノート」
3、本音を職場や面接で伝わる言葉に磨く「明日への手紙」

すべての間違いの元は、唯一無二の「本当の自分」という神話
★たった一つの「本当の自分」など存在しない
対人関係ごとに見せる複数の顔がすべて「本当の自分」

ずっと最高の会社があるという転職神話を手放し、転職はリバウンドするという事実を知る
→自分の本音で会社も仕事も選んで、どんな結果も楽しもうと思えるようになる

「本音で選べる状態」とは?
以下の問いに自分の言葉で答えられるようになった状態=本音磨きが終わった
「入社後の目標」を見つけられているかどうか?
入社前に思っていたことと違った時、受け入れられるかどうか?
この会社が傾いた時、この仲間たちと一緒にがんばろうと思えるだろうか?

面接官が採用したいと思うのは、「あなたが転職したい理由」の先に「弊社があなたを採用するメリット」を感じた時

★会社のために働きたい、恩返しがしたい、でも、、、 と少しでも感じるものがあったら、「でも」に続く言葉があなたの本音

自分らしさは私が思う自分だけでつくられていない、周囲の人の声や評価と、私たちの本音が合わさってつくられている

自分の強みだけを愛することは自分の半分しか認めていない
弱みといったネガティブに見える側面も受け入れた時、自分を丸ごと好きになる

★「今の会社の人に感謝している経験」
→弊社にいい影響をもたらしてくれそう、と想像できる
★「困難を乗り越えた経験」
→しんどいときこそ周りに勇気を与えてくれそう、と期待される

経済成長が止まり、モノも売れなくなると、一番肝心な「自分の仕事が人の役に立っている」という感覚が失われてくる
→★目の前の同僚や上司が、会社の看板を外したあなたに声をかけたいかどうか、という人間価値を目標に

★やりたいからやることのほうがいきいきとしたよろこびを生む
本音で感じるやりがいが先、結果は後

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2022年03月30日

Posted by ブクログ

退職成仏ノートも、人間関係仕分けノートも、明日への手紙も、過去に困難を乗り越えた時に取った方法に近かったなと思い出せた。
書くアウトプットは気づきに繋がり有効な手段。
転職するかしないかではなく、その手前に発生するいろいろな感情から本音を炙り出し、冷静に見つめ直すことが重要と再認識した。

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2022年02月11日

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