あらすじ
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取引先を訪問するときは玄関先でコートを脱ぐ。
日本では当たり前のことですが、世界共通のマナーではありません。
ヨーロッパの場合、「中に招かれてもいないのにコートを脱ぐのは図々しい」と考えられているため、かえってマナー違反になってしまいます。
私たちの「常識」は、別の国では「非常識」にもなり得るのです。相手の文化を知らないと、思わぬ誤解を招いてしまうかもしれません。
本書では、日本人が間違えやすい世界の「常識」を142個ピックアップし、イラストとともに紹介しています。ジェスチャーの意味や身だしなみ、テーブルマナーなどなど、ビジネスパーソン必須の教養が身につく一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
具体的に役に立つものではないが、視野が広がる。
「そんなん常識じゃん」とか言って他人をそしるバカバカしさに、肩の力がぬけるかも。
あと、アメリカでのマスクに対する反発の強さを不思議に思っていたのだが、
【アメリカでは「マスク着用=犯罪者」だった】
というのを読んで、腑に落ちた。
なるほどなあ!!!!です。
ついでに、アバヤへのヨーロッパの反発も、【顔を隠した人】への強い不安感からくるのかなあと思ったりもしました。
Posted by ブクログ
世界の常識、ジェスチャー、マナーの解説書で最後の米国免許証の記載事項には面白くもあり奇妙にも思える。特に海外旅行など気をつけなければならない点は、宗教色が強い国への渡航は商習慣が違うことを知っておくべきだ。本書の中で気になったのは:
・インドでは首を横に振ると「YES」と言う意味になる
・ギリシャやイタリヤでは首を縦に振ると「NO」と言う意味になる
・ユダヤ教徒はタコやエビは食べない、蹄が分かれていない豚・馬も食べないが牛・羊は可
・ヒンドウ教徒は鍋など分け合って食べない(他人の食べ物や残り物を取り分けることは不浄)
・スープの飲み方:
英国はスプーンを手前から奥に動かしてすくい、スプーンの横から飲む
フランスはスプーンを奥からすくい、スプーンの先から飲む
・韓国では食器を持ち上げてはいけない(ステンレス製茶碗でスプーンですくって食べる習慣)
・中国では拍手されたら拍手で返す、二次会には誘わない(一次会が不満だったと取られる)
・中国人に時計や靴、扇子、傘を送ってはいけない(最期を看取るという意味になるあ)
・イスラム圏では料理を完食してはいけない(完食は食べ足りないとなる)
・欧米では右側(向かって左)が上座になる(騎士道のマナー)
・アメリカの免許証には身長や体重を記載される
Posted by ブクログ
人の所作からマナーまで、世界の常識をコンパクトにまとめた一冊。同じ所作でも真逆の意味を持つものもあるようで面白い。
表情、ジェスチャー、アイコンタクトなどによるコミュニケーションをノンバーバル・コミュニケーションというそうで、外国の人と接する機会が増える昨今、相手の文化や相手自身を理解するうえでもこういうことを知っていて損はないと思った。
自分自身、言葉以上にジェスチャーで対話するほうが楽しい人間なので、不用意なしぐさで相手を傷つけないようにしないとなぁ、と考えさせられた。
Posted by ブクログ
熱帯地方の人は、原色を好む。温帯の人は、ぼかしやパステルカラーを好む。→見慣れている色を好むから。
男性支配の強い時代ほど丈の高い帽子が流行する
英語には、「腰」にあたる表現はない。
世界の時間感覚は、Mタイム、Pタイムに分類される。
Mタイム=1つの時間軸。時間は一方的に進む直線的なもの。時間や順序をきっちり守る。
Pタイム=複数の時間軸。同時進行で多くのことをこなす。臨機応変に物事を行うため、細かいスケジュールは立てない。予定に間に合わせるよりよ人間関係を重視。
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ヒンドゥー
・左手は不浄。左手で握手だめ。左手でものを渡すダメ。右手で食べる
・他人と取り分けて食べるは不浄(鍋NG)
・6割ベジタリアン
・牛は神聖。マクドナルドはビーフの代わりに鶏肉
ユダヤ
・飲食の規律カシュルート
・うろこを持たない海の生き物NG
・蹄が分かれていない・反芻しない陸の生き物NG
・金曜の日没から土曜の日没まで労働禁止(安息日)
イスラム
・偶像崇拝禁止、贈り物でぬいぐるみNG、人・動物の描かれたものNG
・進化論NG、進化するポケモンはNG
・犬に舐められると汚れる。猫はムハンマドが好きだったから神聖。
ハンガリー
・独立運動が墺に弾圧された際、オーストリア人がハンガリー人を処刑しながらビールグラスをぶつけて乾杯。ビールで乾杯はNG
イタリア
・17は死の数字。XVII=VIXI(生きていた=死んだ)
・黒猫は悪魔の使い
タイ
・親が反対なら内定を辞退、親を軽視は徳がない。
・優先席は僧侶に譲る。女性は僧侶の隣に座ってはいけない。
シンガポール
・ガムは持っているだけでも罰金
中国
・贈り物:時計・扇子・傘NG
イギリス
・Vサインはチャーチルで有名に
・手の甲を向けてVサインは侮辱
・馬肉NG かわいそうだから
・午後5時以降は仕事の話をしない
オランダ
・コーヒーショップ=大麻の店
・コーヒーハウス=カフェ
北欧
・人の話は遮ってはいけない。
アメリカ:
・握手は力強く
・お酒は21歳から
・一部の州ではマスク着用は犯罪。KKK取り締まりのため。
・ポケットに手。銃を持っている。
欧米:
・胸元の露出よりも、脚の露出がはしたない。ただ、ミニスカートは英の発祥。
Posted by ブクログ
最近はテレビやSNSでもこの手の情報は手に入るので、知っているものもいくつかありましたが、初めで知ることもあり、ためになる本でした。
インドでは首を横に振ると「イエス」
前にテレビである芸能人の方が、こんなエピソードを話していたのを思い出した。インドに行った際、友人だかスタッフがケガをしてしまい病院に運ばれた。それで処置を終えた医者に、ケガの具合はどうなんですか?と質問すると、「アチャ」と言いながら首を傾げる。ヤバい状況なのかと思いもう一度尋ねるも、「アチャ」と言いながら首を傾げるだけ。急いでそのケガをした人の元へ行ったら、なんともない様子。
「アチャ」はインドでは良いという意味で、首傾げたり首を揺らす動作は肯定の意味。
でも日本人からしたら「あちゃあ」は良くない時にいう感嘆詞で首を傾げたら少なくとも肯定の意味ではない。
この本を読んでいたらきっと、その芸能人も勘違いせずに済んだでしょうね。
ジェスチャーの意味を知るってとても大事なことです。
Posted by ブクログ
シンプルに短く、世界の常識が紹介されている。
なるほど!と思うものが多く、楽しく読むことが出来た。
他国の人と関わる際は「違いがある」ことを前提として下調べしてから臨む方がいいと思った。
Posted by ブクログ
シンプルかつ絵がわかりやすい!
全然知らなかった世界の常識が多く、勉強になった。特にハンドサインや日本では当たり前のポーズが外国の方にとっては失礼にあたる可能性もあるとしり、気をつけねばと思った。
Posted by ブクログ
旅行前とかちゃんとマナー調べて置いた方がいいなって思った
最悪命に関わりかねないし…怖いわ
テーブルマナーは相手に従うべきなのか場所に従うべきなのか…
Posted by ブクログ
シンプルですぐ読める。
こういう資料をもっと簡単にして子供の時から読ませたらとてもいいと思った。
ある程度知っている大人向けとしては簡単すぎる気もした。
Posted by ブクログ
イラスト付きでわかりやすい
世界の↓を紹介
コミュニケーション
ジェスチャー
ライフスタイル
マナー
ルール、儀式
ビジネス
特にジェスチャーの理解を誤り、不審者と思われて殺害されることがあるので、海外に出る際は充分に理解したい。