あらすじ
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ハーバード大学の「正義(Justice)」の講義で有名となったマイケル・サンデル。日本でも東京大学などで講義を行う。その講義スタイルは受講者のみならず、教える立場の人からも絶賛されている。なぜ、彼の講義がこれほど人気があるのか?
本書は、スピーチや話し方の講師として年間200回もの講演をこなす著者が、彼の講義を徹底的に分析し、その話し方のポイントをわかりやすく解説したものです。巧みな質問で相手の考えを引き出す、相手の答えをわかりやすく言いかえるなど、マイケル・サンデルの話し方をまとめた一冊。
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Posted by ブクログ
サンデル教授のプレゼン(講義)について、ビジネス講師の著者から見たテクニック的な解説書。
映像を見たことがないが、映像を見たことのある人だとさらによく理解できると思う。
Posted by ブクログ
すごく興味深い内容で、さまざまな角度からマイケル・サンデルの話し方を分析している。
一方、マイケル・サンデルではなく、著者で研修講師である松本幸夫氏の話し方もかなり多く書かれているところが煩わしく感じた。
Posted by ブクログ
■話し方
A.最高の教育とは自分自身でいかに考えるかを学ぶことである。
B.デール・カーネギーのスピーチの3原則。
1.質問せよ
2.具体例を挙げよ
3.テンポ良く話せ
C.始めの早い段階で手を挙げさせておくと、その後いくつか同様に挙手を願っても簡単に参加してくれる。
D.ビジネス書は、実は断言していいのだが「当たり前」「基本」のことが書かれていないと売れにくい。
Posted by ブクログ
相手に考えさせるテクニック
・テーマについては事前準備させる
・要約して別の表現にして共有させる
・反対意見をだし、周囲からコメントを聞く
双方が満足できる統合型交渉
・じっくり考え、果たしてどうなのか自問する
・早い段階で手を挙げさせる
相手の考えを引き出す
・レトリックな質問の仕方
・要約してから質問をする
・質問をなげかける大原則
ー意見交換からどのような議論を引き出したいか
ー意見交換をどのように利用するか
ー質問は戦略的に
・質問からさらにもう一問
対話の中で相手を引き付けていく
・おおきなシナリオをもって話す
・励ます人間になる
・次回を予告する
・思ったことを口に出す
・全員参加をモットーにする
・極論を上手につかう
・さりげなく感謝の言葉をつかう