あらすじ
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大好評ロングセラーの全面リニューアル!
取締役が企業経営において果たすべき役割や求められるスキルを具体的に解説したことで好評だった『取締役の心得』が4年ぶりに全面リニューアルした[新版]として登場。
相次ぐ不祥事が象徴するように企業の社会的責任は重大化している。その一方で、「働き方改革」が示す生産性向上と社員のワーク・ライフ・バランスの両立、さらに市場の成熟化による新規事業進出の必要性など、企業経営を取り巻く環境は激変している。
このような中、経営トップを支える取締役の役割と責任もますます大きくなっている。
今回の新版は時流の変化に合わせて、本文を全面リニューアルしたほか、2018年6月のコーポレートガバナンス・コード改定など、取締役をめぐる法的規制についても新たに盛り込んだ。
現在取締役を務めている人はもちろん、経営トップや将来取締役をめざす人も必読である。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
取締役と部長の違い、その本質は責任(感)に帰属する。
経営責任も担うやりがいとスリルを感じられるか、
その覚悟が取締役への一歩。
ただし決して取締役がゴールではない。
自分の夢と会社の成功がむすびつき、仕事=人生となると無敵のモチベーションとなる。
これはマネジメントにおけるポイントでもある。
ポイントは何人のミドルマネージャーを育成できるか。
自分で考える管理職を根気良く育てる。
権限を与え、信じて任せて育てる
利益を出している会社の取締役共通項は、
強烈なビジョンと哲学を持った社長とがいて、
優秀な取締役が実務面を支えていること。
トップを必ず立てること。
社長は時に理不尽なふるまいをする。
取締役はその理由を理解すること。
但しトップも人間、盲信せず自分なりの仮説を常に持つこと。
自分1人でできることは何もない。
裸の王様に陥らないように。
Posted by ブクログ
取締役になるのはまだ先かもしれないが、部門のトップになって何をすべきかがわからず迷っていたので手に取った。
「心得」という書名の通り、取締役になったときの心構えがよく書かれている。
具体的に何をすべき、ということは書かれていないが、
「取締役になったら、ハウツー本は卒業しよう!」
という記載の通りなのだろう。
前職の役員が好んで使っていたバランスド・スコアカード(BSC)が取り上げられていて、しっかり勉強しようという気になった。
また、
「トップを立てなくてはならない」
ということが強調されていた。
たしかに、社長の悪口を言う役員は信用できない。
部門のトップとして背筋を伸ばさせられる内容に富んでいた。
Posted by ブクログ
ニワトリではなくブタ
戦略を実行に移す力
何人の『自分で考えるミドルマネージャー』を育てられるか
マネジメント=安心感 リーダーシップ=高揚感
P52最新の特急列車(高速で走っているのに、社内は(組織の中)安心、快適
マズロー6個目の欲求 他社貢献欲求
『仕事と趣味は別と考える社員の会社』と『仕事は趣味と考える会社』では後者が必ず勝つ
時流の流れを読む!
業績をあげる鍵は責任や権限ではなく『責任感』 ドラッカー
善管注意義務(善良なる管理者としての注意義務
スチュワードシップコードとコーポレートガバナンスコード
絶対に失敗しない人間は何もやらない人間 ルーズベルト
バランススコアカード BSC
部下からの信頼で盤石にする
トップを立てる!
苦労や不満、泣きたいことをぐっとこらえるのが男の修行 山本五十六
理詰めはだめなんです 藤沢武夫
自分に対する過大評価と他人に対する過小評価が『正当に評価されていない』を生む
責任≧権限
伝えたいことは『共感』をもって伝える=現場を知る
数字に強くなる
知識と品格
自分にしかない人脈 得意領域(自分なら提案とセールスイネーブルメントか?)