【感想・ネタバレ】雨の日には車をみがいてのレビュー

あらすじ

さらば愛しき車たちよ

シムカ1000、アロファ・ロメオ ジュリエッタ・スパイダー、ボルボ122S、BMW2000CS……

9人の女性たちを彩る9台の車……
時は流れ、ぼくは進む。究極の恋愛小説

「ビートルズが東京へやってきてた1966年。フランスの大衆車シムカを思いがけず手に入れたぼくは、その代償のようにひとりの女ともだちを失った」(第1話「たそがれ色のシムカ」)、「シトローエンの2CVを転がしていたとある春先。雪の中で後輪を空転させている車がいた。中には灰色のコートを着た女と少女。二人の行き先は思いがけない場所だった」(第5話「翼よ! あれがパリの灯だ」)……。

華やかなマスコミ業界にいながらも地道な「ぼく」の人生は、偏愛するクラシック・カーと、強く自由に生きる女性たちとの出会いとともにあった——。9つの青春・恋愛短編集。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「おそらくぼくがこれまでに書いたどんな小説よりも楽しめた」と五木寛之が語った各種の名車を女遍歴に絡ませながら描いたカーマニアには堪らない小説。

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2025年07月18日

Posted by ブクログ

クルマ好きだったな
今思えば、ドイツ車2台、ホンダ車3台、マツダに日産、乗ってだけど、結局は親父のお下がりトヨタのセダン。
パートナーは35年同じ、
本を読みながら、現実逃避を夢想

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2023年06月11日

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