あらすじ
悩める人々に読むべき本を処方する、読書セラピーを始めたヴィンチェ。ある日、彼のスタジオの階下に住む婦人が失踪、状況証拠から夫が殺人の容疑をかけられる。読書家の彼女が残した本のリストからヴィンチェは真相を探る……。彼女はどこに消えたのか? 本当に夫に殺されたのか? 「失踪」「別の人生」「入れ替わり」といったテーマの読書歴のある彼女の真実は? シニカルで文学的で不思議な味わいのビブリオ・ミステリ。本書は、イタリアのミステリの賞・シェルバネンコ賞を受賞している。
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Posted by ブクログ
読書セラピストが次から次へと人々のお悩みを、本を処方することで華麗に解決していくのかと期待していた。そしたら、未熟な読書セラピストがカウンセリングに失敗ばかりしているお話だった。
期待外れ。
海外文学は読むけど、文章に海外文学特有のキザな言い回しも読む気を削いだ。
読むのを止めようかと思ったけど、もう8割まで読んでいた。
でも、ミステリーの部分が気になって、どんな結末を迎えるのか知りたくて、ページを進めた。
読んでよかった!そういうことだったのか!
それに途中途中、「失踪」をテーマに扱う『ウェイクフィールド』という作品が出てきたのは、そういうことだったのか!
と、二回膝を打った。