【感想・ネタバレ】ピークのレビュー

あらすじ

永尾賢治は新米記者の1年目に、野球賭博で“世紀のスクープ”を放ち将来を嘱望されたが、その後は「一発屋」と笑われる日々を送る。そんな時、自分の記事がきっかけで永久追放された伝説のエースと再会。彼は殺人事件の被告として法廷に立っていた……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読み進めるほど引き込まれていく作品だった

新聞記者の永尾が新人の時に特ダネとして扱った野球賭博事件
その事件に関わり、プロ野球という輝かしい世界から追放された2人の野球選手
1人は殺人事件の容疑者として、
1人はブローカーとして現在を生きている

永尾は殺人事件の容疑者とされている元プロ野球選手の、あの日から現在までを追う中で事件の真相を知る

真相は庇い庇われというものだった


物語は序盤から真犯人を匂わせているが、主人公が新聞記者ということもあり、有益な情報までかなり回り道をしている
これが警察なら権力でもう少しテンポ良く進むのだろう
だが、拙い情報を紡いで真実まで辿り着くのはベテラン記者ならではの技だろう

『ピーク』
本書を読み始めた時は
殺人事件の容疑者とされた元プロ野球選手は選手として活躍した1年間をピークと
永尾は特ダネを書いた時をピークと思ったが

永尾のピークは現在まで続いていると思った
17年間横ばい
気がするだけだが、間違ってないように思う

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2023年01月19日

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