【感想・ネタバレ】悪役令嬢は溺愛フラグをへし折りたい 断罪エンド回避で薬師を目指したら求愛されていますのレビュー

踊る毒林檎 / 成瀬あけの

薬剤師のマリアは気が付くと乙女ゲーム「ベルサイユの恋」の悪女・バリーに転生していた。このままではヒロインがどのルートを選んでも断罪エンドが確定！――ならば誰とも関わらず、地味に暮らすことを決意するが、いつになくしおらしく、前世の知識で活躍するバリーに、なぜか恋愛フラグが乱立していて!? 悪女が溺愛ルート突入なんて聞いていません！息をするように降り注がれる甘い言葉の数々にバリーはたじたじで…。

[サマ · ★☆☆☆☆]

好みが分かれる

好みが分かれる作品だと思いました。
フランス革命の登場人物を元に作品が練られているのですが、フランス史に興味がないのでたまに入る豆知識もフランス語も読みにくくて仕方がなかったです。
ヒロインが娼婦で冒頭に愛妾としておっさんの上にいたのも入り込めませんでした。
薬師を目指してる、とタイトルにありますがそれほどですし、求愛もイマイチです。続くのかもしれませんが続巻を購入することはないです。