あらすじ
現代の悩みを解決するヒントを、古典から学ぶ! 古典というと古臭いイメージがありますが、むしろ、現代を生き抜くためのヒントがたくさんつまっているのだと著者はいいます。 『古事記』や『平家物語』、和歌や『論語』… 今に役立つ古典の読み方を教える、「まったく新しい古典案内」!
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Posted by ブクログ
古事記、和歌、平家物語、能、おくの細道、論語の引用から筆者ならではの生きい方が書かれています。全体的には無理をしない、人と同じでなくてもよい、というような人生観が書かれているように感じました。
おくの細道では、「旅を栖にする」生活を引用して、過去の自分との決別が書かれています。論語の「礼」では、「礼」は魔法のツールと言っています。お願いによって自分ではできないことも、やってもらってできてしまうことがある。礼の解釈の新たな一面を感じました。
Posted by ブクログ
論語からおくのほそ道までさまざまな時代のさまざまな古典・芸能に触れられました。学校の教科書で習った直訳ではなく、漢字の成り立ち・その時代の背景などあらゆる方面から古典の解釈が進み、読みながら情報量の多さと語彙力にワクワクしました。学生の頃こんな授業を受けたかった! 日々の仕事中心の生活から自分と仕事を切り離し、「生きる」について考えを巡らせることができました。
Posted by ブクログ
昔に生きたみなさんも、同じようにいろいろな悩みがあったり、嫌になったり、辛いことがあったりするんだなというきもちになります。自分の状況を俯瞰するにはとてもいいかも。