あらすじ
ふつうの風邪、ふつうの頭痛、ふつうのめまい
そんな診断をしたら次になにをしたらいいのか、みなさんは治療に困っていませんか。
西洋医としてふつうの病に隠れているレッドフラッグを鑑別する。そのノウハウはいろんな本から学ぶことができました。
でもなにもしなくても自然治癒するような軽症になにをしたらいいのか教えてくれる西洋医学の本には出逢えません。
そこで僕は治療の手がかりを東洋医学に探してきました。
この本には漢方エキス剤によるふつうの病への対処法を綴ってあります。
みなさんの診療の一助になれば幸いです。
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医師向けの漢方の書
西洋医学とどのように異なる診断を行うのかについて興味深かったです。
アーユルヴェーダの脈診も3種類の流れを見るのですが、特にこの本の中では脈診についての詳細が勉強になりました。
経絡について、学んだ者には分かるけれど、初心者にはいささか難しく、最初に体系立てて軽く説明があっても良さそうだと思いました。