【感想・ネタバレ】四段式狂気のレビュー

あらすじ

累計50万部突破!
『最後の医者』シリーズの著者、
怒涛の4ヶ月連続刊行!
<既刊発掘シリーズ>第6弾、新装版で登場!

何重にも仕掛けられた罠。狂気のどんでん返し。

必ず4度騙される、どんでん返しミステリホラー!


【あらすじ】

女子高生のマユリと親友の幸せな日常は、ある日突然終わりを告げた。
ストーカーが家へ侵入してきたのだ。
犯人の正体に衝撃を受けるが……これは新たな狂気の序章にすぎなかった。
マユリの壮絶な秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返す。
生死を賭けた虚偽、監禁、別荘での殺戮劇――。正常なのは誰か?
狂った愛のぶつかり合いに、必ず4度騙される!
ラスト、あなたがあなたでなくなる、どんでん返しミステリホラー!
【新装版】


著者について
●二宮敦人
1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。代表作『最後の医者は桜を見上げて君を想う』等、フィクションとノンフィクションの垣根を越えて活躍。著書に『18禁日記』『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』『紳士と淑女のコロシアム「競技ダンス」へようこそ』等がある。

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Posted by ブクログ

本当に四段式狂気だった、四回騙された、映像だと目で見てすぐわかってしまうけど、文章だからこその騙し方が本当に魅力的で、あたしは叙述トリックオタクです。二宮さんは狂気を作り出すのが本当に上手で、たまらなく好きです、中学生の頃からラノベのホラー、ミステリー、モノを読んでいたので、本能が揺さぶられます、こわいこわい、

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2023年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いくつものトリックが多重的に仕掛けられていて、手の込んだ手品のような印象の作品。

マユリの年齢は序盤から怪しい気がしていましたが、パパと先生の関係は予想外すぎて驚いたし「三段目」以降は先の展開が全く読めず、常に「どうなるの?」が頭に浮かぶ状態。

結末はさほど溜飲が下がるようなものではなかったものの、途中の展開にすごく引き込まれたので、総合的に楽しめたと思っています。

0
2022年04月16日

Posted by ブクログ

狂気。。。

途中までは想像の範囲内だったが、
母親が出てきたあたりから、
もう訳がわからない。

そして誰もいなくなった…

0
2022年03月05日

購入済み

読みやすく、引き込まれる展開

先に一言:表紙に騙されました(いい意味で)

全四章(四段)で、それぞれの章で登場人物視点の進み方なので、第三者視点がなくわかりやすい進行で物語は進みます。
会話や心情ばかりで、一文一文短めなのですごく読みやすかった。
展開的にも引き込まれ、どんどん先が読みたくなる本でした。

ただ、ストーリーに関していうと、一章から二章までがピークだったかな
三章、四章になるにつれて、謎が解かれ、本当の三人目や四人目の人物が登場していくにつれて面白みが半減し、ホラー・狂気の部分が陳腐になっていった感じがした。

ちょいと狂ったストーリー、報われない終わり方がお望みであればかなり楽しめると思います。
自分はもう少し謎のまま最後の最後まで引っ張って欲しかったかな。

#怖い #ドロドロ #ダーク

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2023年07月17日

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