【感想・ネタバレ】目線のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2011年02月06日

面白かった。出来れば何の情報もなく読みたかった。
ドラマの話を聞いて読み始めてしまったので、せっかくの
伏線が伏線の役目をしないので、残念だった。
それでもどうして犯行にいたったのかという謎に
たどり着きたく一気に読んでしまった。
タイトル意外の情報なしで読みたかった本です。

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Posted by ブクログ 2009年11月09日

今時なつかしい「大きな屋敷で次々と殺人事件が。。。。。」という展開。でもそれが、全く古さを感じさせず、女性作家ならではのやわらかい表現ですばらしい本格ミステリーに仕上がっています。

現代ものですからちゃんと警察も出てきて、なぞ解きも刑事がやります。わけのわからない探偵が出てきたり、探偵もどきの主...続きを読む人公がなぞ解きをするいい加減さがないのがいい。犯人の動機も、十分納得できるもの。それなのにストーリーはなんとなく現実離れしてるというか、昔のお屋敷ミステリーのふわふわ感があって、そのギャップがハマる。

読み始めて、本格っぽいなと思った時から注意して文章を読んでいると、かなりはっきりと犯人像が浮かび上がります。なぞ解きをしながら読む人は「?!」と思ったところを大切に読んでください。私はそれで80%くらい犯人がわかりました。

前作の「氷の華」も、題材が身近でとても面白かったので楽しみにしていたのですが、期待にたがわず読ませるミステリーでした。

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Posted by ブクログ 2012年05月03日

何を求めて推理小説を読むか、というのは人それぞれである。
自分で謎解きをしたいと思って推理小説を読むのが王道なのかとも思うが、私は自分で謎解きしようと思って読んだことがない。
そのせいか、本作も十分面白く読めた。
初読のときは、タイトルの意味がわかってゾクッとしたが、再読の今回はその部分はわかって読...続きを読むんでいるので、そういう意味での驚きはない。
ただ、初読のときは見落としていたあかりの本心に気づいたときに、ああ、なるほど作者はこういう心の動きを描きたかったのかと得心した。
「氷の華」も主人公の独特の心のあり方が殺人の動機とわかちがたく結びついていたが、本作もまた、人々の気持ちの微妙なすれ違いが事件の遠因になっていると思う。遠まわしで、気を持たせる書き方が前作よりも増えていたのが、やや冗長な印象につながったかもしれない。
「謎解き」をメインにせずに推理小説を読む楽しみとは、特異な状況に陥ったときの人間関係の動きを知るところにある。
ストーリーとは関係ないが、苑子という女性は言葉による描写と行動の描写から受ける印象が違いすぎている。「よくない母親」のケーススタディにそのまま使えそうな女性だと思った。

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Posted by ブクログ 2011年08月02日

叙述トリックってやつだよね…でも途中までの捜査の過程から犯人を考えながら読んでたのに、、なんか不完全燃焼。

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Posted by ブクログ 2010年12月31日

長ぇ!
そのわりに普通すぎる感が否めない。
ドラマにもなったらしいけど、話的にあんまりどんでん返しとかそういうのなし。

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Posted by ブクログ 2009年12月09日

読み終わって、本棚に登録しようと検索をしてはっとした。
「目線」!!?
なんて大胆な!!
こういうミステリーの面白さは容疑者の中にいかに自分のお気に入り人物がいるかどうかで決まってきますね。
個人的にはそう感じる本でした。
拓真さんかっこいいんだよねーこれが。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

ラストの謎解きで評価は上がったが、それでも全体的にちぐはぐな印象。ページの水増しが足を引っ張り、どこをどう読んでも、“残念な”という形容詞がついて回る。もっとフォントを大きくすればこれだけの無駄な記述は避けられたろうに、半分は出版社の責任かな。
序盤のストーリーはいたって平凡。というより退屈の部類に...続きを読む入るだろう。なんの魅力もない上流階級一家のキャラクター紹介を延々読まされている感じ。途中で警察が介入するが、この刑事三人組もパッとしない。キャラのひとりを最初から探偵役に見立てて、コージースタイルで展開した方がよかったのではないか。
我慢の読書を続けていると、見落としそうなくらい地味に仕込まれたサプライズに遭遇する。ここで一気に空気が変わる。無駄な記述に張られた数々の伏線。読み返してみると確かにフェアだ。ルール違反ではない。タイトルの意味にも気付き、いろんなものに「ああ、なるほど」と納得させられる。ただ序盤に受けたダメージが大きいので、完全には復旧できなかった。余計なお世話だが、時代設定をもっと古くしてはどうだろうか。作品から伝わってくる匂いが現代のものではなさそうだ。

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