あらすじ
年齢だけの大人になら、誰でもなることができます。でも、イキイキとした大人の生き方は、「大人になる前にしなければならないこと」をやった人にしかできません。勉強も遊びも恋愛も、今しかできない“背伸び”をする――それが未来を輝かせるコツ。本書は、本当にやりたいことやなりたい自分を見つけるためのアドバイス集です。仕事も人生もとことん楽しんでいる著者のユニークな体験談が、「大人未満」のあなたを快く刺激します!学校やバイト先を選ぶ時の基準が「ラクそうだから」だったら、すぐに「つまらない大人」になれます。1パーセントでもいいから夢とつながっていることをして、次のチャンスにつなげましょう。ほかにも「頑張ることを照れない」「ウケるかウケないかを大事にしよう」「受験に役に立たない科目の勉強をしよう」「好きな血液型になろう」など、これからの成長と飛躍のヒント満載です。人生を楽しめる大人になりたい人の必読書!
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Posted by ブクログ
人間のガキっぽい本能について語った本。
以下抜粋:
■1%でいいから夢とつながっていることをしよう。
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楽でわずらわしくないアルバイトを選ぶ学生を見て、なんの不思議さも感じない大人になってしまってはおしまいです。未来の夢とつながっていないことをしてはいけないのです。
■学問のすすめ
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勉強をした方が絶対に得です。勉強をすれば、偉くなれるからではありません。勉強をすれば、好きなことができるからです。
■リッチ&フェイマス
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外国の女性が男性に求めるものは、生命力です。これほど世界で共通した哲学はありません。リッチ&フェイマス。富と名声です。経済力があって、しかも社会的な力を持っているということです。好きなことを、バリバリできるということです。
■ピンチになったら、燃えよう。
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諦めない人が勝ちです。ほかのみんながどんどんおりていくから、最後まで残っていればいいのです。こんなに戦いやすい時代は無いのです。
■革命家を目指そう
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何かしようと思って、一生懸命勉強したことは無駄にはなりません。必ず後で、効いてきます。
■遠くへ行こう
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子供が親から離れたいと思わないようになったら、その子供の成長は終わっているのです。親というのは、とくに母親は、子供を自分のもとから離さないようにする本能があります。これが、人間が弱くなっていくプロセスです。
■振りかぶらない
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人生は、振りかぶったら、もうその時点で負けです。振りかぶることで、遅くなるのです。たいていのひとは、振りかぶってしまう。ケンカだけではなくて、君がこれから何かをしようとするときに、振りかぶってはいけません。
締め切りまでにできたところまで、とりあえず出してしまおうという楽な気持ちでいいのです。今あるところからすぐ出せば、締め切りには絶対、間に合うのです。振りかぶることによって、ケンカならどこを殴ってくるか相手に予測されてしまうし、小説の締め切りを過ぎてしまうのです。
成功するためには、できるだけ行動を乱反射させることです。そういう脈絡のない生き方のほうが面白いのです。
■不純な動機と純粋な動機
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最初は不純な動機のほうが、何かを続けようとしたときに一晩続けられるのです。そういう動機でやっているうちに、次第に純粋な動機に変わっていきます。
■後輩になるのが嫌なら、新しいクラブをつくろう
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人気のある世界ほど、上下関係は厳しい。上下関係の苦手な人は、誰もがいかない人気のない世界を選べばいいのです。自分が最初に始めてしまえば一番先輩だから、出てくるのは後輩だけで先輩はいないのです。ある意味では大変だけれども、そのほうがずっと楽しい。
新しい学問、新しい会社、新しい分野の研究、芸術の新しいジャンルを作る。これほど楽しいことはないのです。後輩になるなんて、こんなに嫌なことは無いのです。後輩になってもいいかなと思えてくるのは、君の頭がだんだんつまらない大人になってしまっている証拠です。
今人気のあるジャンルの中から選んでいるようでは、ダメです。名前もジャンルもまだ決まっていないようなカテゴリーの世界へ、どんどん入っていくことです。大事なのは、きみが先輩になること、新しい世界を作っていくスタートの人間になることです。
革命家になる、遠くへ行く、もてるために何かをやる、カッコよくなるということは、大学を卒業して社会に出てしまうと、だんだんそんなことはどうでもいいやということになってきます。それを思い出しておくことです。
■ロマンチストになろう
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ロマンチストだった10代に持っていたロマンチズムが、大人になるにつれてつまらないリアリズムに置き換えられてしまいます。どんなに大人になっても、ロマンチズムを持ち続けていないと、つまらない人間になってしまいます。