【感想・ネタバレ】「リング」に立つための基本作法のレビュー

あらすじ

プロレスラーには限界から
先の姿を見せていく使命がある——。

もうダメ限界! と諦めた、そこから先が人生を分けていく。
マインドを鍛えるスクワット法から、
SNS との付き合い方、後輩体質のコミュニケーション力、
そしてスーツや日記の効用など、
老若男女、誰もが自らの「リング」に立つためにヒントとなる、
オカダ流人生の極意の数々。

愛車フェラーリも登場。撮り下ろし写真 44 頁!

●目次より
【内面についての改造計画】
自分の商品価値は自分で管理/揺らぎそうなときは退路を断て/失恋から己を知る/重圧がかかる場面ならではのチャンス/女性が女性らしくいられるように最大限の努力をする/SNS との距離/人生を豊かにする日記の効用 ほか

【外見についての改造計画】
スーツで心を整える/フェラーリに乗る理由/あえてブランド品を持つ/ピンクのカルバン・クラインのパンツをはく理由 ほか

【特別コラム1】アントニオ猪木さんについて思うこと
【特別コラム2】天龍源一郎さんから学んだこと ほか。

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Posted by ブクログ

「最強の格闘技とは?
 昔から議論されていることだ。
 誰もが自分がやっている競技が一番だと信じている」

「それでも、プロレスは最強の格闘技--。
 僕はそう信じている。
 そのプロレスの中でも新日本プロレスは世界一」(「はじめに」より)

冒頭からこう豪語する著者。

15歳でウルティモ・ドラゴンが主催する闘龍門に入門。

19歳で新日本プロレスに移籍。

24歳にしてIWGPヘビー級チャンピオンとなった。

G1クライマックス。
ニュージャパンカップトーナメント。
プロレス大賞。

あらゆるタイトルを総なめにしてきた。

「リングに金の雨を降らせる」レインメーカーとして、プロレス界を牽引してきた。

闘いに向けての、心のあり方。

プロレスラーとしての、身体の作り方。

新日本プロレス創始者のアントニオ猪木への思い。

引退試合の相手を務めた天龍源一郎からの学び。

「僕は自分で自分の限界を決めることはしない。『これ以上無理』--と思わないことによって、どこまでも強くなれる。強くなることで、どこまでも優しくなれる」(「おわりに」より)

レインメーカーの進化と深化は続いていく。

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2022年09月05日

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