【感想・ネタバレ】悩んでなんぼの青春よ ──頭がいいとはどういうこと?のレビュー

あらすじ

社会と現実の自分のはざまで、ややこしく考え、うろうろする。若い頃はそんなことこそが大事だと稀代の数学者は語る。身近な悩みに答える人生探究の1冊。

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Posted by ブクログ

京大名誉教授の森毅先生の中高生向けの文章です。が、ちょっと難しいような気がします。
ーきっちり目標を決めないで、可能性をどんどん増やす方が良い。若いうちは関心が狭かったり、付き合いづらい人がいるのは仕方がない。それを広げるがどうか。ー
遊びがある方が良いという考えに、ほっとしました。

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2022年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

青春か。青→春,朱→夏,白→秋,玄→冬。青→龍,朱→雀,白→虎,玄→武。一癖も二癖もある数学者の意見。一癖も二癖もあるけど本質は慎重でバランスを考えている人のようだ。いろいろ悩むのは当然。見えない未来だから。確実な世界,信頼できる存在,そんなのがあればありがたいが,そんなものがないのが世界の標準。であれば,自分が熱中できることを自分なりにやりきることだ。頭の良さ悪さはどの水準を使うかによる。表裏一体,左右上下,両極中庸,対となる考えを検討してみる。正しいこそ疑い,別の道を考えてみると意外と面白い。

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2024年06月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2021年に逝去した数学者の森毅氏の1990年の著書を再編集したもの。
『こんなに親が子を捨てず、子が親を捨てずというほうが、むしろ特殊な現象だと思う』という記述にとても納得させられました。

関西弁の話し言葉で書かれていて、親戚のおじさんの話を聞いている感覚で楽しく読めますが、親戚のおじさんの話なんか聞かない思春期の青少年にはまったく響かない本なのだろうと思います。

159.7

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2022年04月14日

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