悩んでなんぼの青春よ ──頭がいいとはどういうこと？

森毅

社会と現実の自分のはざまで、ややこしく考え、うろうろする。若い頃はそんなことこそが大事だと稀代の数学者は語る。身近な悩みに答える人生探究の１冊。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 自己啓発
• 出版社: 筑摩書房
• 掲載誌・レーベル: ちくまＱブックス
• 電子版発売日: 2021年12月24日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★★☆]

京大名誉教授の森毅先生の中高生向けの文章です。が、ちょっと難しいような気がします。
ーきっちり目標を決めないで、可能性をどんどん増やす方が良い。若いうちは関心が狭かったり、付き合いづらい人がいるのは仕方がない。それを広げるがどうか。ー
遊びがある方が良いという考えに、ほっとしました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

2021年に逝去した数学者の森毅氏の1990年の著書を再編集したもの。
『こんなに親が子を捨てず、子が親を捨てずというほうが、むしろ特殊な現象だと思う』という記述にとても納得させられました。

関西弁の話し言葉で書かれていて、親戚のおじさんの話を聞いている感覚で楽しく読めますが、親戚のおじさんの話なんか聞かない思春期の青少年にはまったく響かない本なのだろうと思います。

159.7