あらすじ
【内容紹介】
新しい「付加価値」の源泉は、無形資産にあり!「つながり」で価値を生め
テスラ、アマゾン、アップル、ネスレ、スターバックス、ネットフリックス、スポティファイ、キーエンス、ミスミ、ヤンマー……国内外の業績好調企業から学ぶ、これからの時代の経営スタイル
アフターコロナは、コンポーザブルで成長加速戦略をとれ!
多くの企業がDXに取り組んでいるにもかかわらず、なぜ成果に大きな違いが出てくるのか。
これからの時代、有形・無形の経営資源を「コンポーザブル(組み換え可能)」に活用し、企業の存在意義であるパーパスを発揮し続けることが、成長加速戦略のポイントである。
本書は、これまで正しく理解されてこなかった、時代変化をとらえるためのデジタルの本来の活用について論じている。無形資産を含む経営資源をフル活用して、ESGと経済価値を両立していく、コンポーザブルを駆使した経営について語る、新しい視点のDXのテキストである。
【著者紹介】
[著]桃谷 英樹(ももたに・えいき)
日本電気株式会社 DX戦略コンサルティング事業部 事業部長
マネージング・エグゼクティブ
大阪生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。
理学博士、CAL I(認定アジャイルリーダー)。
国立共同研究機構の講師、外資事業会社でマーケティング・新規事業立上げに従事、独立系・外資コンサルティングでマネージング・ディレクター/パートナーを経て現職。
コンサルティングの責任者として、450以上のプロジェクトに携わる(デジタル、事業戦略・企業戦略、マーケティング戦略、新規事業、業務改革)。
DX/デジタルを梃子にした変革については、アジャイルに、コンサルティング、デザイン思考、アナリティクス、データマネジメント、テクノロジーアーキテクチャー、組織・人財変革を組み合わせて、多くの企業の変革をリードしている。
【目次抜粋】
第1章 危機の後は起こるべき変化が加速する
第2章 これからの価値源泉は「顧客の体験進化(トレードオフ解決)」にある
第3章 コンポーザブルなビジネスモデルでスケールしていく
第4章 コンポーザブル経営の推進―アジャイルアプローチの実践
終章 NECが実践するDXの本質とは
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
事例が豊富だった。特に、Teslaの目覚ましい成長については(最近本当に街でよく見かけるようになった)、自分の中で整理して理解できていなかったので、その戦略の解説にはハラオチするものがあった。
自分の所属する組織を振り返ると、加速度的な成長への高い高いハードルを感じずにはいられないが、終章で「まずデジタルシフト」に触れられていた。今そこでもがいているので、このもがきは無駄ではないと信じて頑張ろうと思った……
Posted by ブクログ
「コンポーザブル」の定義として「ビジネスモデルや組織の再構成・組み換えをし続けながら、自社の存在意義や価値観を継承できること」としているが、一昔前の「選択と集中」と大差ないと思う。