あらすじ
道一本隔てた向かいがゲイタウンなんてうんざりだーー。高校時代、親友への恋心を否定して一方的に関係を断って以来、一般客を相手にバーテンダーとして働く戸原(とはら)。ところがなりゆきから、毛嫌いしていた真向かいのゲイバーで短期アルバイトをすることに!! しかも面接に現れたオーナーは、くだんの親友・杜野(もりの)だったーー!? 動揺して気まずい戸原に、なぜか杜野は「おまえなら採用だ」と言い渡し!? ※口絵・イラスト収録あり
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
後半もう少し、、
受けが最初ツンケンして可愛くないですが好きなのを認めてから可愛くなっていきます。
んー後半の攻めの元カレ出てくるのはあまり好きじゃ無いかな
攻めがあまり落ちないタイプだと言ってたのにお付き合いしていたのが短い期間だとしてもなんだか軽い関係に思えなかった。
軽い関係にしたかったのなら攻め側の内心もちゃんと書いて欲しかったかな
読み手としてはずっと一途なのが良いですもんね
後半もう少し攻めの執着みせて欲しかったかな
カクテルが飲みたくなる作品
お酒詳しくないですが、読んでるうちにカクテルが読みたくなります。笑
もっと重いものと比べるとライトな方ですが、セクシャルマイノリティについてのあれこれ(葛藤や認めたくないが故の嫌悪等)がリアルに書かれているので、グサグサ来ました。BLに癒しを求めている時にはおすすめ出来ないです。
Posted by ブクログ
表紙のオシャレさに惹かれて購入した作品。腕のいいバーテンダーで見た目もいい主役を中心に、キラキラしたカクテルがたくさん登場する作品の世界観と、イラストがとても合っていて、読みながら自分まで少しオシャレになった気分でした。もちろん気分だけなんですが、そんな錯覚を味わえる読書もまた楽しかったです。
でもどんなきらびやかな仕事でも、どんな見た目の人でも、結局悩むことは似たようなもんなんですね。恋愛を拗らせたり、自分のアイデンティティに悩んだり、勘違いしやすかったり、登場人物たちの中身は人間らしい。みんな完璧ではなくて、脇役の浅井さんも手島さんも、アカネさんも、みんなどこかいびつで可愛げがあって、微笑ましかったです。
主役の2人は、戸原くんの拗らせっぷりが可哀想でしたが理解できる範疇かなと思って読んでました。拙いながら、一生懸命杜野くんに手を伸ばそうとする姿はいじらしかった。杜野くんには、長年の思いが実ってよかったねと言いたくなりました。
☆は、杜野くんが戸原くんを好きになった理由がイマイチわからなくて、そこをもう少し描いてほしかったなと思ったのと、何度も強く拒絶する戸原くんを口説く杜野くんに「そんなにグイグイ口説ける?」ってちょっと疑問に思ったので、-2に。杜野くん側の事情をもう少し知りたかったなと思いました。
でも主役2人は格好いいし、周りのキャラも素敵。仕事の描写も細かくて大人も読みやすい。特にお酒が好きな人や、不器用だけど健気な受けが好きな方は、より楽しめる作品かなと思います。