【感想・ネタバレ】発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノートのレビュー

あらすじ

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発達障害の本は既に多くありますが、その殆どはざっくりとした事例を紹介するにとどまっていたり、具体的な原因や対策が書かれておらず、今一つ踏み込んだ内容には到っていません。その点、本書は発達障害の当事者が書いたノートを公開するという他にはない構成で、当事者ならではのリアルなエピソードや、監修者からのアドバイスがまとめられています。
また、本人のみの考え方や生き方で完結してしまい、周囲の人(パートナーや家族)との具体的な関わり方がわからないという難点があります。そこで本書では、妻が発達障害という夫婦の立場から、二人のリアルな関わり方、ともによい関係を築きながら生きるための方法、夫が普段から気を付けていることや夫からの視点も盛り込んでいます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

当事者である、ななしのういさんが自らの特性と向き合う為に描いたノート。
ASDとADHDの特性に加えてお母様との関係性から生じている愛着障害。
そして旦那様との出会いと、好きな人と一緒にいる為の折り合いの付け方。
自己理解と他者理解。教科書に書いてある内容をよりリアルに切り取ってくれた貴重な一冊。
常々感じている相手との関係性や理解者の存在がどれだけ大事な要素であるかを証明してもらったような気がした。

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2020年04月18日

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