【感想・ネタバレ】白霧学舎 探偵小説倶楽部のレビュー

あらすじ

昭和20年。戦況が悪化の一途をたどる中、美作宗八郎は山間の集落に疎開し、名門白霧学舎に転入することになった。破天荒な学友たちに誘われ、探偵小説倶楽部に入部させられた宗八郎は、本物の連続殺人事件の目撃者となる。徴兵に戦死、食糧不足、墜落した米軍機の処理。そんな戦時下の日常に出現した奇怪にして異常な猟奇事件に、旧制中学の少年、少女が挑む。

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Posted by ブクログ

戦時下の少年探偵団もの。お国のことなど知ったことかと(しかしどこか刹那的に)強かに生きる少年たちの、ヌケヌケとした青春が楽しい。まさに「紅一点」のヒロインが可愛いのが美質。逆に主人はさすがにダメダメが過ぎるように思う。ミステリとしては少しひねりがなさ過ぎて、正直すぎる印象かな。

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2022年01月29日

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