あらすじ
男爵家の元令嬢だったクリームヒルトは、ライニンゲン公爵家にメイドとして仕えている。彼女には誰もが認める料理の才能があった。晩餐会の料理の手伝いでクリームヒルトは今宵も大忙しだ。ようやく休憩できると思っていると、ライニンゲン公爵家の嫡男であるオスカー坊ちゃまが泣いていることに気付く。聞けば意地の悪いアルフレートに体型のことで悪口を言われたのだという。オスカーは美しい金色の髪、琥珀色の瞳、整った顔立ちをしていたが、体型だけぽっちゃり気味だったのだ。この一件をきっかけに、クリームヒルトはオスカーのダイエットをサポートすることに。だがダイエットも順調に進んでいた矢先、クリームヒルトはオスカーの元を去ることになってしまう……。——それから時は経ち、王都の人気レストラン「黒猫軒」の料理人としてクリームヒルトは今日も忙しく働いていた。そしてある日、金色の髪の美しい青年が店に通ってくれていることに気付くのだが……。
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どれもこれも美味しそう
料理好きにはたまらん作品でした。
クリームヒルトの感覚にも共感の嵐だったし、オスカーの一途さにはほっこりしました。
美味しいものはひとを救うのだなぁとしみじみ。
物語も流れがよくておもしろかったです。
ただ夜中に読むとおなかがすきます(笑)。
イラストにガッカリ
ストーリーは星4ですが、イラストが私的に残念過ぎたので-1させていただきます。
2人が初めて結ばれるシーンはイラスト見た瞬間にすっと冷めました。2人の表情が幼稚というか何というか…。問題解決後のシーンではコトが始まる描写より先に全◯のイラストが先行して入って(しかもそれも中学生が未体験のものを想像で描いたかのような微妙さ)萎えました。残念です。