あらすじ
1990年代初頭、秘境・奥只見の銀山平に巨大なダム建設企画が持ち上がった。ダムの一つはイワナやヤマメなど渓流魚の宝庫・北ノ又川をそっくり飲み込むもの。これには地元民が怒った。「奥只見の魚を育てる会」も立ち上がった。「自然か開発か」。現代のSDGs概念の先駆けとも言える活動と貴重な自然のルポルタージュ。山里の自然と人々を切り取った美しいカラー写真を多数掲載!
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Posted by ブクログ
奥只見の沢、山、その中での人の営み。
それら全てを包み込む、空間と生態系のダイナミックさが伝わってくる。季節の移ろいの中での自然の恵み、自然の厳しさ・強さ、柔らかさが、心に流れ込んでくる。写真も、とても美しい。
冬は守りに徹する…。
私に守りに徹する季節は無い。そういった自然から離れてしまっている。
沢ヤとして、奥只見の美しさ・愛おしさが、また強くなる。
佐梨川ダム計画があったこと、撤回されたことをこの本を通じて初めて知った。首都圏に水を送るため…。
首都圏に住む者として、更なる自然破壊の加害者にならなくて良かった。今の水供給量で賄える人口しか住まないよう規制すればいいのに。工場つくるにしても、水供給計画は自前で考えればいいのに。
11月か10月下旬に、枝折峠に行ってみよう。沢ではなく、ハイキングで。