【感想・ネタバレ】パリの妖精のレビュー

あらすじ

国際的に活躍するバイオリニストのリアはようやく超過密なスケジュールから解放され、カリブ海でのリゾートを満喫中だった。だが、バカンスは悪夢へと変わった。偶然にも、同じ場所にセスが来ていたのだ。リアの脳裏に八年前の苦い思い出がよみがえる。あんな冷血な男、謝ってきても絶対に許さない。憤慨する彼女に対して、セスは初対面のようによそよそしかった。彼にとって、私はその程度の存在だったのね。それがわかっても、胸に秘めた思いは消えそうになく……。★熱いロマンスを書き続けてきたサンドラ・フィールドが国際的なバイオリニストと大富豪の恋を描いた作品をお届けします。物語の発端は花の都パリでの仮面舞踏会。情熱の一夜を過ごした二人ですが、結ばれることなく八年の歳月が流れます。★

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Posted by ブクログ

隠し子再会ものの場合、ヒーローが激怒というパターンが多い。欧米だと父親の権利が日本よりも大きいような気がする。たいていの場合、子供ができたことを隠していたヒロインは責められる。確かに隠していたヒロインも良くないだろうけど、子供ができるような行為をしたヒーローのほうも「聞かなかった」という負い目はあってしかるべき、と思う。
「パリの妖精」では「隠し子再会もの」としてはヒーローは常識的な態度。もちろんヒロインは故意に子供のことを隠していたわけではないので当たり前ではあるけど。

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2009年10月04日

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