【感想・ネタバレ】最後の夜にのレビュー

あらすじ

愛に飢えた幼少期を過ごしたヘザーは、似た境遇のジャスティンと知り合って結婚した。だが妻の流産のショックに耐えきれず、彼は家を出ていった。実は別居の前夜にヘザーは子を授かっていたが、それが理由で夫を縛りつけたくなくて、彼には知らせなかった。一年後、突然ジャスティンが驚くべき提案をしてくる。彼が名門フォーチュン家の相続人だったことが判明したので、ヘザーも一緒に一族のもとへ行き、やり直すチャンスとして一カ月くれというのだ。まだ消えぬ夫への愛と秘密を抱えたまま、彼女は途方に暮れた。★『富豪一族:知られざる相続人』は、独力で財を築いたビジネスマンのジャスティンが主人公。★

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Posted by ブクログ

富豪一族:知られざる相続人シリーズ三巻目。
フォーチュン家の知られざる相続人たちが織りなす愛の物語。
億万長者フォーチュン家の娘だったミランダが、十代の頃に家出したあげくに置き去りにしてしまった双子のうち弟にあたるジャスティンがヒーロー。
小学校で教師をしているヘザーと、ミランダに捨てられたあと里親の元を転々としたあげくに自力で成功したジャスティン。二人は結婚し幸せに暮らしていたもののヘザーが流産したことでぎくしゃくとした関係になり、ジャスティンは家を出た。しかしフォーチュン家の人々との再会によって、ジャスティンはもう一度ヘザーとやり直す気持ちになりヘザーの家を訪ねる。だがジャスティンが出て行く前の晩の行為によってヘザーは再び妊娠しティミーを授かっていた。そして、そのことはジャスティンには告げていない。
家を出ていく前に“よーく考えよう”ということだろうと。そして他のHQ物でもそうなのだけど、父親の権利というのがだいぶ大きいように感じる。もし日本であれば、一年も連絡をしなかったのに、いざ知った途端に父親の権利を声高に主張するのはいかがなものかと。もちろん知らせるべきことだったのだろうとは思うけれど、することだけして出て行った男にそこまで気を遣ってやる必要性は、あんまり感じない。
とにかくお互いに非を認め合い、信頼を再び結びあうことで解決。

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2009年10月04日

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