【感想・ネタバレ】さまよえるシンデレラ 富豪一族:知られざる相続人 IIのレビュー

あらすじ

エマは生まれてすぐに捨てられ、里親の家を転々としてきた。そのためか人との関係が長く続かず、いつも孤独だった。ある日、彼女が働く店にフリンという名の男性が現れて、彼女は実は大富豪フォーチュン家の相続人だと告げられる。なかば強引に事実を受け入れさせられ、違和感を覚えつつもエマは富豪一族の一員となった。親戚の集うパーティが開かれることになり、今までしたこともない口紅を引いてドレスに身を包んだ。しかし広い屋敷で道に迷い、情けなさに落ち込んでいると、聞き覚えのある低い声がした。「君をさがしていたんだ」すると目の前に、官能的な笑みを浮かべたフリンが立っていた。★『富豪一族:知られざる相続人』は、一年ぶりに登場のアイリーン・ウィルクスが執筆。大作家リンダ・ハワードに~私が読みたいと思うことを書いてくれる人~と言わしめた注目の作家です!★

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Posted by ブクログ

ラストで少しじれったいな~なんて思いながらもスラスラ読めた1冊。今後、お話がでてきそうな兄弟姉妹の登場もあり次回作以降も楽しみ~。

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エマは生まれてすぐに捨てられ、里親の家を転々としてきた。ある日、彼女が働くお店にフリンという男性が訪れ、彼女は実は大富豪フォーチューン家の相続人だと告げられ、彼女は突然の出来事で半信半疑のままフォーチューン家の一員になった。

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2010年01月13日

Posted by ブクログ

富豪一族:知られざる相続人シリーズ二巻目。
フォーチュン家の知られざる相続人たちが織りなす愛の物語。
億万長者フォーチュン家の娘だったミランダが、十代の頃に家出したあげくに置き去りにしてしまった双子のうち姉にあたるエマがヒロイン。
里親の元を転々と暮らしてきたエマはいきなり自分が億万長者フォーチュン家の家族だと言われて戸惑う。しかもエマは暴力的で執拗な賞金稼ぎスティーヴンの子を身ごもっていて身を隠さなくてはならなかった。
幼少期に得られるはずだった愛情を得られなかったため、エマは家族に対して一線を引いている。また暴力的な婚約者スティーヴンから子供を守るために逃げなければならなかった。その彼女を見つけ出しフォーチュン家へ連れて行ったのがヒーローである私立探偵のフリン。実は彼も父親が早くになくなったことなどで愛情について確信が持てないでいる。
そんな二人だけれど強く惹かれ合うものがあって、ついに関係を持つ。捨てられ、さらに養子縁組が適わなかったためにエマは実の母ミランダを信じ切れないし、お金を貰いたいとも思っていない。そんな気持ちは良くわかるし、強引に修復させるのもどうかなあ、と。でもそこはHQ。母ミランダが持ち続けていた毛布の存在でエマはようやく家族の絆を感じるように。でもここで問題になったのがフォーチュン家からの遺産。自分が手にすることになるお金の存在にエマはフリンを疑う。そのあたりもフリンが最初に説明していないわけだし、やっぱりエマが誤解するのも仕方ないかも。そしてスティーヴンの登場。エマをちゃんと守れなかったフリンは、自分がエマを傷つけてしまったと罪の意識を感じて身をひくのだけど、その前に話をしようと思わないのかと。でもまあ、エマが生まれたローズを連れてフリンの元に行って、そこまで自分を信じてくれるエマにフリンもようやく愛を認めて大団円。

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2009年10月04日

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