あらすじ
一九四四年一月,アウシュヴィッツに送られた少女は,壮絶な日々の末に生きのびる.戦後,長い沈黙を経て,三〇年にわたり自らの体験を語り続けた.九〇歳を迎え,活動に幕を下ろした年に行った最後の証言を,インタビューとともに収録.そこには差別,憎悪,分断がはびこる現代への警告と,未来への一筋の希望が見える.
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Posted by ブクログ
アウシュビッツは義務教育での社会でも習うほど有名である。その悲惨さも知る人の方が日本人でも多いが、それだからこそ気づかない部分も多く、自分はまだまだアウシュビッツについて不完全な知識しかないのだと実感した。この本は生きる上でも歴史を知る上でもとても大切な事を教えてもらえる一冊だ。