【感想・ネタバレ】アウシュヴィッツ生還者からあなたへ 14歳、私は生きる道を選んだのレビュー

あらすじ

一九四四年一月,アウシュヴィッツに送られた少女は,壮絶な日々の末に生きのびる.戦後,長い沈黙を経て,三〇年にわたり自らの体験を語り続けた.九〇歳を迎え,活動に幕を下ろした年に行った最後の証言を,インタビューとともに収録.そこには差別,憎悪,分断がはびこる現代への警告と,未来への一筋の希望が見える.

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Posted by ブクログ

ネタバレ

アウシュビッツは義務教育での社会でも習うほど有名である。その悲惨さも知る人の方が日本人でも多いが、それだからこそ気づかない部分も多く、自分はまだまだアウシュビッツについて不完全な知識しかないのだと実感した。この本は生きる上でも歴史を知る上でもとても大切な事を教えてもらえる一冊だ。

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2022年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

わずか13歳にしてアウシュビッツ強制収容所に入れられ、死の行進を経験したリリアナ。
彼女が語り部を続ける背景には人類の戦争という惨たらしい歴史を繰り返さぬよう語り続けるだけでなく、現代にも残る憎悪に危機感を感じているからである。

「前に進むのよ。自分の足で一歩、また一歩」
というどんな過酷な状況であっても生きる選択をしてきた彼女のメッセージが印象に残った。

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2022年01月12日

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