感情タグBEST3
絵本みたいな読みやすさ
子供に読ませたい漫画
締め切りに追われる絵本作家のひよりさんが
キュート
でっかいいぬと賢げなねことの暮らし
贅沢で憧れる
Posted by ブクログ
人気絵本作家のひよりさんと、猫のキリさん、犬のモヤさんとの3人(匹)暮らしの、絵本の締め切りと主に2匹が引き起こすドタバタに追われる日常を描いたお話です。
いやー、みずしな先生ワールドの犬って、どうしてこんなにバカ犬なんでしょうねー。バカな子ほど可愛いと本当に思います。
そして、モヤさんより人間界の道理がわかっていそうで、しかしモヤさんが無邪気に投下した燃料を速攻で大炎上させてバトってしまう(だがそこがいい)キリさんも可愛いです。
ひよりさんの作風は極めてシュールなので、好き嫌いが分かれそうですが、シュールでも優しさがある点が人気の秘密なのでしょうか。
実弟のハレオくんも相当シュールな作風のようですが、ひよりさん憧れの星すばる先生の作風もどんなものなのか気になるところです。
なお物語とは全く関係ありませんが、本作や『いとしのムーコ』に登場する「庭が無闇にだだっ広い一軒家」に、田園地帯在住者としてとてもリアルな親近感を覚えております。田舎あるある、です。
Posted by ブクログ
ひよりさんのネタ出しに苦しむ様は、作者本人とシンクロしているのではなかろうか。みずしな先生に、キリとモヤのような存在がいればいいのだけど。
絵本のテイストは、「チクチワワ」を思い出しました。担当さんが好意的解釈し過ぎです。
憧れのすばる先生と実は出会っていました。しかもあんな形で、恥ずかしい恥ずかしい。の流れはせずに、最後まで気づかないまんま、近所の顔馴染みのお婆ちゃんという感じでいってほしいです。
犬猫人 の部分は面白いけど…
一話完結の短い話が7話掲載。
犬(皆に親しくてテンション高い、めちゃ愛しいデカふわワンコ)
猫(基本ツンで犬にキレてるけど、稀に飼い主にデレる姿が最高)
どの話も展開は同じ(笑)。
犬の親しげ(過ぎる)なモーションに猫がキレてドッタンバッタン。どの話でも〆切に追われている絵本作家の飼い主は騒音や室内の惨状に絶望。しかし絶望中の脳内に突如!ネタが舞い降りる!
かくして無事新作を描き上げ担当編集から絶賛されハッピーエンド。
…と、上記の流れだけなら全ページ面白く読めたのだけど、
7話全てで「今回はこんな絵本になりました!」と中身(現物?)を数ページも費やして載せていて、その部分があまりに不要過ぎて「無料試し読み版を読めて助かった。危うく購入するところだった」とホッとしたのが本音…
確かに犬や猫の飼育漫画は大量にあるから、漫画を売るには有象無象と差別化する必要があるんだろうけど…。
とは言え、犬猫に無関係な内容の絵本(さも含蓄があって世の真理を突いてる風)に毎回数ページも割かれたんじゃ「いや、この本に期待してたのは、表紙絵のワンちゃんネコちゃんが登場する漫画だったんですけど…」と無駄ページの多さに落胆。