あらすじ
社長秘書として働くタラは、社長の息子ランドと密かに交際していた。だが、タラが二人の将来を夢見心地に口にしたとたん、ランドは態度を一変させ、逃げるように去ってしまう。傷つき打ちのめされ、タラはひっそりと会社を辞めた。あれから五年の歳月が過ぎ、突然ランドがタラのもとにやってきた。父親が亡くなり、ランドが一族の会社を継いだらしいが、遺言の条件を満たさなくては地位も財産も会社も失うのだという。その条件とは、一年間タラをランドの秘書に据えること。いったいなぜ? うろたえつつも、タラは考えた。これは神様がくれたチャンスかもしれない……。今度こそランドの愛を手に入れるため、タラは大胆な賭に出た。■マイアミを舞台とする三部作〈キンケイド家の遺言ゲーム〉が今月からスタートしました。父親の遺言状に翻弄されるきょうだいたちの奮闘を、人気上昇中のエミリー・ローズが丁寧に描きます。
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Posted by ブクログ
社長秘書として働いていたヒロインは社長の息子のヒーローと付き合っていたが、ヒロインが将来を口にしたとたんヒーローに去られてしまった。
ヒロインは深く傷つき、会社をやめ、母親の看病をしながらひっそりと暮らす。
5年が過ぎたとき、社長の死去により、遺言が明かされた。そこにはやはり5年前に会社を去っていたヒーローに会社に戻り、社長として働くこと、
ヒロインを社長秘書にすること、その二つを守らなければ会社はライバル会社に売られてしまうことになっていた。
ヒーローは残された家族、兄弟のために、ヒロインに秘書になってくれと頼みに行く。
ヒロインは、悲しい別れが会っても、まだヒーローを愛していることに気づき、一緒に働くことに同意する。
二人の恋の行方は・・
感想
ヒロインの一途な思いが伝わって、ヒーローに早く気がついてほしいお話でした。
ヒーローは愛している、と伝えてきたヒロインに、自分以外の人と幸せになれと言いながら、自分の家族とヒロインがベットをともにしたと勘違いして
ヒロインが違うと言っても信じない。
ヒロインはいつかヒーローが自分を信じて愛を返してくれると、ヒーローにひどいことを言われようと、そばにいようとする。
まあ、ヒーローも色々心の葛藤があって、やっとヒロインが自分の家族と寝ていたとしても、ヒロインのことが好きだからそれを乗り越えたと思ったら、
ヒロインに信じてくれないのね、と出て行かれてしまって、このエピソードには、不謹慎ですが笑えました。