【感想・ネタバレ】コロナ政策の費用対効果のレビュー

あらすじ

人と人との接触を完全に断てばコロナウイルスに感染しないが、それでは経済・社会・生活の基盤が崩壊する。それらの維持と感染源との遮断、医療体制の整備といった政策を総合的に組み立てていくにはどうすればよいか。PCR検査、緊急事態宣言、医療提供、給付金や休業補償などをめぐるコロナ政策の費用対効果を数量的に分析。より効果的に人々の命を救い、経済の犠牲を少なくする方法があったかどうかを検討し、多岐にわたる政策の当否を検証。今後あるべき政策を提言する。

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Posted by ブクログ

新型コロナ(covid-19)感染症について、日本が行った政策についてアプローチした書籍。
コロナ感染症は、人と人との接触でうつるのだから、接触を絶てば感染しないが、それでは経済・社会・生活の基盤を絶つことなってしまう。
感染症対策専門会議と政府の関係やPCR検査のスンナ派とシーヤ派の例えなど、なかなか興味深く読ませていただいた。
2020年初めから、世界中で感染が広がり、2年余り経過した現在もどのような形で終息できるのか先が見えない状態である。感染を抑えつつ、社会経済を動かす方法を模索するのは、もうしばらく続きそうだ。

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2022年03月09日

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