あらすじ
元トップモデルのリンは名前も髪型も服装も変え、小さな町に越してきた。常に周囲の目にさらされる窮屈な日々に耐えきれなくなり、誰も彼女の素性を知らない地で、ごく当たり前の暮らしを一から始めたかったのだ。町の人はみな優しく、中でも隣人のブレンダンはリンによくしてくれた。彼は黒髪がよく似合う端整な顔立ちをしていて、事故で視力を失ったため、いつも盲導犬を連れている。ブレンダンに嘘の経歴を話すことに罪悪感を覚えつつも、彼が普通の女として接してくれるのが、リンには嬉しかった。そんな矢先、突然ブレンダンがキスをしてきた。
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Posted by ブクログ
障害にもめげずこのヒーローはメチャ性格いい まぁ、事故後の絶望から脱出し弁護士としてバリバリ前向きに生きてる時にヒロインに出会ったのでタイミングが良かったって事でしょうか
トップモデルの過酷な生活実態も興味深く書かれている
老齢の元介助犬フェザーが胸キュンもの 年の為、御主人の介護ができなくなったが新しい介助犬と御主人の間に割り込もうとする姿はせつない 引退後の介助犬の行く末もいろいろあるんだな フェザーは幸せなんだろうか
Posted by ブクログ
ゲティスバーグを舞台に20歳で失明後弁護士の資格を取ってこの街で働くブレンダンと元トップモデルだったリンの恋物語。
2人の恋愛模様もとてもステキだったが、南北戦争にも少なからずの紹介があり、この場所に行って見たいなぁと思わせる物語だった。
また、失明しているブレンダンの「目」となる盲導犬の事も詳しくかいてあり、とても勉強になりました。
物語と、南北戦争と、盲導犬。一つの物語で3つの事に興味が持てた本でした。