【感想・ネタバレ】クイズ思考の解体のレビュー

あらすじ

東大卒クイズ王・伊沢拓司の待望の新刊!執筆2年のALL書き下ろし。クイズを愛しすぎた時代の寵児が「クイズ本来の姿」を長大かつ詳細に解き明かす、クイズの解体新書。「東大王」やQuizKnock創設でクイズ界を牽引する伊沢氏の思考過程が見えてくる!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

著者はクイズプレーヤーの一人として、またクイズという文化を一般大衆に紹介する団体のメンバーの一人として、「クイズ」というもの、より正確に言うなれば「競技クイズ」とも称される読み上げ式の文章クイズについて、その構造、論理、プレイヤーの戦略について論じている。
著者はあくまで私見にすぎない、とことわりを入れながらもこの因数分解を通じて、競技クイズを大衆に解説することを試みている。だが同時にこれはクイズプレーヤーにとっても、一つの目安となるものであり、これまでサークルなどのclosedな環境において秘伝の如く伝えられてきた、あるいは実践環境において自ら習得されてきた技術を解説したという点で驚くべき大著であると言えよう。
その仰々しい構えに敬遠されるきらいはあると思われるが、恐れることなく取り組んでいただきたい、と思えるクイズプレーヤー(ことに初心者)にとっての必読の書と考えられる。

0
2021年11月12日

Posted by ブクログ

伊沢さんがどう考えてクイズに取り組んでいるのか、どのような思いで前線に立っているのかが感じられて良かった。QuizKnockやカプリティオをより楽しめます。

0
2025年01月31日

Posted by ブクログ

クイズの歴史、作り方、作られ方、解き方、戦法などを、現役のクイズ王がまとめたハウツー本。
クイズ番組を見ている時はマジックのように早押ししていますが、裏側にはきちんとしたロジックがあるのだと学びを得ました。
クイズを全く知らない人には難しいかもしれませんが、クイズの道に足を踏み入れた人ならきっとはるかに多くの学びが詰まっているのでしょうね。

0
2024年12月15日

「学術・語学」ランキング