【感想・ネタバレ】炎のドレスの誘惑のレビュー

あらすじ

非道な独裁者として恐れられた男を父に持つレクシーは、人生を見つめ直したくて、インド洋に浮かぶ島国モラーツを訪れた。ここ二カ月ほどつきあってきたガスターノ伯爵とは別れるつもりだが、モラーツの空港に降り立つと、当の伯爵が待っていた。連れていかれたパーティで彼の態度に辟易し、レクシーは、ふと目が合った男性に話しかけた。力強い魅力にあふれた彼こそ、モラーツの君主ラフィークだった。レクシーは知る由もなかったが、彼は過去のある事件のためにガスターノ伯爵に復讐を誓う身で、レクシーに利用価値がありそうか、思案していたところだった……。■スリリングな展開でご好評いただいた三部作〈古城の恋人たち〉~、「プリンセスの香り」(R~2256)のヒロイン、ヤコーバの妹の物語をお届けします。架空の王国モラーツの君主との恋をご堪能ください。

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Posted by ブクログ

普通のR。ヒーローは妹の敵と付き合っているヒロインのことを最初は敵と同種の人間と捉える。その後すぐに彼女も犠牲者と気づき守ろうとする。惹かれたくないのに惹かれちゃうジレンマから守ってあげたい気分になる変化や、メロメロでヒロインを守りたくってしょうがない様子があまり描かれていなくて物足りなかった。クールなのが王族っぽいといえば王族っぽいけど、その直前に読んだステファニー・ローレンスの「悩ましき求愛」がメロメロ庇護が良く出てて楽しかっただけに、こちらの物足りなさが余計に感じられる。

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2009年11月08日

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