【感想・ネタバレ】侯爵家の花嫁のレビュー

あらすじ

「君を連れて帰る。侯爵家の跡継ぎを産んでもらうために」別居から八カ月、一人で暮らしていたマリサのもとへ、イタリア貴族のひとり息子である夫のロレンツォが突然現れた。マリサにとって、彼は昔から恋い焦がれてきた男性だったけれど、彼にとってこの結婚は一族の義務で、愛はなかった。悲しみのあまりマリサは、結婚式でも新婚旅行でも彼をはねつけた。そのかたくなな態度にロレンツォも腹を立て、強引に操を奪う。新婚旅行は悲惨な悪夢と化し、別居に至った……。とはいえ、侯爵家に大恩のあるマリサに、逃げ場はない。今度こそ、妻としての“任務”を果たさなければならないのだ。

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Posted by ブクログ

良いサラ・クレイブン。頑なヒロインは好きじゃないけど、ヒロインが頑なな態度を反省しかけると毒を吹き込む人がいるので、このヒロインの頑なさは受け入れられた。ヒーローの方が自分の傲慢さを反省して歩み寄ろうとすると、ヒロインが泣いている姿を眼にしてしまい「そんなに自分が嫌いなのか、姿を見せては余計に刺激してしまう」と距離を置いてしまうので、二人はすれ違ってばかり。サラ・クレイブンヒーローなのでちょっと意地悪というか闇い情熱を内に秘めた感じので、こういうヒーローの言動がダメな人も多いと思うけど、私的には大事にしたいのに大事にしてあげられない自分を歯がゆく思うヒーローが切なくて超好み。☆4.5

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2009年11月05日

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