あらすじ
シャーンは明るく活動的な半面、よく小さな失態を演じていた。そんな妹が自分の立身出世の妨げになると考えた兄によって、彼女は1週間後に修道院に送られることになっていた。最後の自由を楽しもうと、城を抜け出して森を散策中、突然、荒ぶる猛獣がシャーンに襲いかかってきた――次の瞬間、閃光のように矢がかすめ飛んだかと思うと猛獣がどっと倒れ、彼女の前に眼帯をした隻眼の騎士が現れた。その圧倒的な存在感と鋭い視線にシャーンは震え上がるが、騎士は問答無用で彼女を抱え上げ、どこへともなく歩きだした。
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感情タグBEST3
体に戦闘の傷を沢山負った騎士ヒュー・ドライデンと、チューダー家のレディー、心根の優しい賢いシャーンのお話。
それぞれ貴族として決められた定めがあり、惹かれ合いながら結ばれない切ない恋。
あまりに出来すぎている夢のような救出アクション劇の章は、読むのに時間がかかりましたが、歴史上の人物も登場して面白かったです。