【感想・ネタバレ】本当に必要なものだけに囲まれる、上質な暮らしのレビュー

あらすじ

僕が53年間インテリアや住まいのデザインに携わってきて感じるのは、
上質な暮らしとは自分にとって本当に必要なものを吟味し、
長年にわたって愛用できるものに囲まれて過ごすことだ。
(「Prologue」より抜粋)
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上質な暮らしは誰にだって手に入る。
小さな住まいでも、多くのものがなくても、暮らしの質は上げられる。
例えば、朝窓を開けて日光や風を浴びることに喜びを感じる人。
ものがほとんどない部屋で、一つの椅子に座り本を読む時間を好む人。
そして友人や家族とゆっくり食卓を囲める空間に幸せを感じる人……。
人によって幸せの感じ方は違う。
だからこそ、誰かの真似ではなく、
毎日の暮らしのなかで何によって心を満たされるのか、
そこに何があってほしいのか、じっくり考えてみることが大切だ。
この本では上質な暮らしとは何かを、
「Simple」「Elegance」「Mindful」「Peaceful」「Relaxing」「Essential」の6つのテーマに分けて伝えている。
1日の始まりにパッとページを開き、
書かれていることを心に留めてその日を過ごしてみると、
いつもと違った視点で暮らしを見つめることができるだろう。
そうすると、「本当に必要なもの」は自ずと見えてくる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

自分が日々いかに「消耗」しているかを改めて感じた。何気ない日々を意識して過ごすことを、また、特別ではなく日常を大切にすることを今から実践していこうと思う。

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2025年02月26日

Posted by ブクログ

上質な暮らしを作り上げるための意識、ある種の哲学。ファストフード、ファストファッションの時代の弊害▪限界が見える現在、ここに立ち戻るのは必然かもしれない。捨てようとしていた破れたパンツを「直して使おう」と思えただけでも読んで良かった。

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2024年03月21日

Posted by ブクログ

人の価値観に触れる本。
生まれながらにしてデザインに対しての意識の高さができているなぁと感じた。
具体的に何を良しとしているかについては、バイネームで語られることもありつつ、基本的な考え方についてを繰り返し述べている形だけど、とにかく感じたことは6つの思想に基づいて厳選に厳選を重ねた上で、非常に作り手へのリスペクトがあるところ。
正直、明日から言われた通りに実践してみよう!と思えるような本ではなかった(思想的な意味合いではなく、そのまま表面をなぞるようなマネをするにはレベルが求められるという意味合いで)。

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2024年10月04日

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