【感想・ネタバレ】優雅な肉体が最高の復讐である。のレビュー

あらすじ

鍛え上げた肉体は人生を変える! 武田真治がはじめて明かす、コスト0円でつくった美しい肉体の秘密。

「肉体は人生の名刺である」

華奢な身体とフェミニンな雰囲気で絶大な人気を誇った10代から20代前半。しかし、いつしか身についた傲慢さと、不健康な生活が身体も仕事も蝕んでいく――。25歳の時、顎関節症を発症し、はじめて自らの身体を意識。そこから始めた、東京体育館でのベンチプレスを中心とした肉体改造。
42歳のいま、見事な胸筋と割れた腹筋を服の下に隠し持つ。
○トレーニングは精神安定剤にもなり得る
○トレーニングをすれば今日の失敗が絶望で終わらない
○フォルムは性能を表す
○肉体は名刺になる
○美しい肉体があれば、他人の無礼を引き出さなくなる
○他人との絶妙な距離感が取れるようになる
○切り替えの効くメンタリティを強くする
○縄跳びから始めてみる
○イライラしないでヘラヘラする
○他者への宣言は不要
○辛い記憶にしない
○ただ静かに一人で始める
○最初の一歩が一番辛い
○音楽の力を借りる
○やめる理由を探さない
○緩んだ身体は、ほどけた靴ひも
○自分の感覚を前向きに疑ってみる
○ベンチプレスを始めてみる
○楽な姿勢だから習慣づく
○無邪気に成長のドラマを楽しむ
○日常をポジティブな秘密で満たす
○時には恐怖心を原動力にしてみる
○「辛い 苦しい 痛いの向こう側」に自らの成長がある
○我慢じゃなくて努力す
○やり過ぎ注意! ……身体はいつまでも進化し続けることを教えてくれる、武田真治の肉体ヒストリー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

俳優の武田真治さんが、あの肉体を生み出すまでの奢りと挫折、努力の自伝。私が彼を知ったのはフェミ男時代で、ジュノンボーイでグランプリをとったサックスが吹ける人、ってことは知ってましたが、本当はサックスプレイヤーとして生きていくと本気で思っていたことを初めて知りました。
しかももともと帰宅部(で自宅に戻ってから一人でサックス吹いてた)で、運動習慣など一切なかったんだそうで、カラダを鍛えることになったのは精神的にも肉体的にも不健康になり、友人や恋人全てを失ったからなんだそうです。
運動習慣をつけはじめたのが28歳からで、最初は縄跳び100回を連続でやるというところからのスタートだったそうです。いはややすごい。

過去の挫折から自分への戒めとして始めたトレーニングは、いまとなっては自らの新たな武器になったわけです。芸能人のエッセイはあまり読まないのですが、勇気をもらえたという意味ではポイント高いのですが、さすがに1時間くらいで読めてしまったので評価は限りなく4に近い3点。

(ここからネタバレ)
彼があの美しい肉体を生み出すために紆余曲折あった筋トレと運動の歴史は本編に譲るとして、維持するためにやっている運動がまた驚き。

・ベンチプレス30分 x 週3日
・ジョギング15km x 週2日

たったこれだけ!まじかよ!しかもゴールドジムとかに行っているわけではなく、自宅にあるバーベルセットだけでやっており、しかも腹筋とかは特別にやってないんだそうです。ベンチプレス恐るべし。

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2021年06月10日

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